ジャイロスクリュードライバー

先日TBSの「櫻井有吉アブナイ夜会」を見ていたら、ゲストの森泉さんが紹介していた電動ドライバーに一目惚れ。早速amazonで探して購入しました。

番組で紹介されていたのは多分ブラックアンドデッカー・ジャイロスクリュードライバーだと思うけど、

ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) ジャイロスクリュードライバー 3.6V GYRO36

購入したのはこれ。スケルトンのスペシャルセット（LEDライト・収納ケース付限定モデル品）です。値引率が大きく（58％OFF）、実売価格が上記の通常タイプより安かったんですよね。ちなみにamazonの実売価格は結構変動していて、6/2現在では6,936円（42％OFF）と値上がりしてます。

ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) ジャイロスクリュードライバースペシャルセット スケルトン 【LEDライト・収納ケース付限定モデル品】 GYRO36S

今使っている電動ドライバーはIXO4というBOSCHの普及品で、概ね気に入ってはいるものの、使いづらい点が2つ。

1つ目。ドライバーの回転方向は上の写真の中央にある赤いノブ（切り替えスイッチ）の位置で決まります。写真のようにノブが本体左側に突き出ている状態だと正転（右回り）、本体右側に突き出ている状態だと逆転（左回り）となります。もし正転にしたい場合は本体右側のノブを押し込んでやる（すると左側にノブが飛び出てくる）わけです。
このノブが一定の節度感と抵抗感を持って切り替えられるのであれば使用上問題無いのですが、我が家の個体は軽く触っただけでノブが動いてしまうため、意図せずに回転が切り替わってしまうことがたびたび起こります。またどっちが正転でどっちが逆転だったかすぐに忘れてしまうため、使い始める際に確認しています。これが使いづらさの1つ目。

2つ目は、回転スピードのコントロールができないこと。締め始めと締め終わりはじわっと回したいと思ってもできません。

この2つの使いづらさがジャイロスクリュードライバーでは解消されているのですが、単に解消されているだけではなく、回転方向と回転数をコントロールするギミックが実に楽しそうというのが一目惚れした理由。

製品名を見ただけで察しの良い方には分かっちゃったのではないかと思うけど、本体を右に捻れば右回り（正転）になり、左に捻れば左回り（逆転）になるのです。また捻る角度の大きさによって回転数のコントロールが可能。つまり少し捻れば低回転、大きく捻れば高回転になるという仕組み（実際には0度〜±30度の角度範囲で、0〜180回転/分の無段階コントロールが可能）。実に素晴らしい！

これなら切り替えスイッチの状態をいちいち確認したりする必要は無く、感覚的な動作で回転方向と回転数をコントロールできるというわけ。

ケースのフタを開けた（外した）状態。本体、DCアダプタ、ピット、ドリル、エクステンドアダプタが入っています。LEDライトは届いてすぐに使ったので写真には写ってません。

本体左側面。

本体右側面

本体後部。GYROと書いてある部分が本体のスイッチになっていて、この部分を押している間（本体後部を手で握っている間）だけ動作します。

じゃあBOSCHのIXO4は使わなくなるかというとそうはならないでしょう。理由は2つあります。

1つは、トルクアダプタの存在。ネジを締め付ける際のトルクをある程度管理できることと、ネジ頭をなめてしまうことがかなり避けられるという点で、トルクアダプタは非常に便利なのです。とは言え、AV機器を組み立てる際の最終的なネジの締めは手締めでやるので、あくまである程度のところまでしか使わないのですが、それでもあった方が作業効率が上がるのはこれまでの経験で確認済みです。

もう1つの理由は、ネジの取り付け位置によってはジャイロスクリュードライバーが使えない場面が想定されること。ジャイロスクリュードライバーって本体を捻ってコントロールするので、必然的にドライバー本体を動かせるだけのスペースが必要。例えば本棚の背板にネジ止めする場合、もしネジ位置が棚板のすぐ下だったとしたらジャイロスクリュードライバーは使えないでしょう（本体を捻ろうとすると棚板とぶつかるため）。
一方IXO4はガントリガータイプのスイッチなので本体を固定したまま使えるし、さらにスミヨセアダプタを使えば棚板のような障害物に近い位置でも対応可能なのです。

そんなわけで場面に応じてこの2つの電動ドライバー（と普通のドライバー）を使い分けることになると思います♪

BOSCH(ボッシュ) バッテリードライバー IXO4PLUS

※私が持っているやつの新型。回転数が180回転/分から215回転/分に上がっています。