iPad mini4のsafariでamazonを表示し、検索ボックスにキーワードを入れて表示される検索結果画面をスクロールしようとすると、タッチしてから画面がスクロールするまでの反応が極端に遅くなります。
最初は読み込み具合の問題でたまたまそうなったのかと思っていたのですが、別のキーワードで検索してもやはり検索結果画面でのスクロール反応が遅いのは同様です。
他のサイトも色々見てみたのですが、全く問題なくスクロールできます。ちなみにamazonでも個別商品ページだと問題なくスクロールできるんですよね。
何かおかしい...。
そこでiPad airで同じように表示させてみたところ、こちらは全く問題なくスクロールできます。アクセシビリティやsafariの設定も同一なので、これはmini4固有の問題ということですね。
どちらもiOS9.1にアップデートしたばかりなので、mini4において何らかの不具合が発生しているのかもしれませんが、今の所アナウンスは無し。次のアップデートで解消される可能性はありますが、結構先の話ですよね。それまで待つだけの忍耐はありません。
そこで何か対応策はないかと、関係がありそうな各種設定を一つずつ変更して試してみたところ、原因が判明しました!
悪さをしていたのはCrystalというアプリでした。これはiOS9から導入されたコンテンツブロッカー機能に対応したサードパーティー製の広告ブロックアプリで、広告を非表示にするとページの読み込み速度が速くなるので入れていたのですが（全ての広告をブロックできるわけではなく、海外製アプリ故に日本の広告サービスは対象外のものが多いようです）、まさかこんな副作用があったとは...。
サファリの設定にあるコンテンツブロッカー項目でこのCrystalをオフにすると全く問題なくスクロールできるようになりました。やれやれです。
ちなみにiPad airにも入れてありますが、こちらはCrystalをオンにしたままでも問題がありません。でもiPnone6で試してみたところ、mini4ほど酷くはないもののスクロール反応が少し遅くなるので、程度の差はあれiPhone6では副作用があるみたいです。
とりあえずmini4とiPhone6のCrystalはオフにしておくことにしましたが、iPad mini4とiPhone6の共通点ってA8チップなんですよね。A7のiPad airでは問題が起こらないということは、チップと何か関係があるのでしょうか⁇ もしかするとiOS9.1の挙動がA7とA8で違うのかもしれませんね。
なんにせよ、原因が判明してよかったです♪
