memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

ルビジウム外部基準クロックの導入#7

前回のエントリーで書いたように、G-0メイン基盤上の内蔵Rb用入力回路に外部Rbクロックを入れるという試みは、G-0前面LEDパネルの表示がOFFにできなくなるという問題はあるものの基本的には成功。
で、肝心の“音”についてですが、昨日試聴した印象としては外部入力の場合との違いは感じられませんでした。(^^ゞ


もしLED表示の問題がなければこのままRb用入力回路のままにしておくところですが、LED表示をOFFにできないデメリットは大きすぎます。ということで、もう一度G-0をラックから引っ張り出し、外部入力用BNC端子へのワイヤリングに戻しました。ついでに、電源回路基盤からメイン基盤につながっているワイヤー(電源供給ケーブル)のツイストがゆるゆるだったので、3回転ほど捩り増し。まあ気休めですけどね。


ワイヤリング変更の終わったG-0をシステムに再インストールしUX-1のワードクロックをロックさせてみたところ、何とロックまでの時間が短くなっていました。G-0の出力をC系統からかつてアンロック状態を引き起こしたB系統に変えてみても同じ結果です。不思議ですねぇ...。
まあ何にせよ、これでG-0本体についての課題は全て解決。残るはデジタルケーブル等のワイヤリングですが、いろいろと試してみた結果、次の組み合わせに落ち着きました。


●デジタルケーブル
UX-1 -> Wadia521: AET DG 75 EVO
Rb Clock -> G-0 :AET DG 75 EVO
G-0 -> UX-1 :AET URDG 2004

電源ケーブル
Rb Clock :AET SIN AC
G-0:Cardas Golden Reference


デジタルケーブルは結局当初の組み合わせのままですが、G-0の電源ケーブルをMIT Oracle AC1からCardasに変更。Cardasの方が音場(特に奥行き)が広く立体感が出ること、そして低域の量感と質感が向上することが理由です。
Oracle AC1は玉突きによってSTAXに使用することとなりましたが、こちらの方も一つ一つの音のエッジが立ってきて、よりリアルな感じになりました。結果オーライというやつですね。


最後にインシュレーターについてですが、外部(ラック)からの振動遮断効果が高そうな“KRYNA C-PROP”を新たに導入しました。“特殊スティッキー溶液”を使用した、ちょっと変わったインシュレーターです。これを3点支持にて使用。今出ている音に満足しているので、インシュレーター単体としての比較試聴はしていません。

[rakuten:audio-pluton:10000092:detail]


以上で、ルビジウム外部クロック導入に関するエピソードは全て終了。なかなかすんなりとはいきませんでしたが、今出ている音を聴くと、苦労しただけの甲斐はあったと思います。何せ、明らかに“iTransportの音”を超えましたからねぇ!やっぱりクロックって重要ですね。
これからしばらくの間は“音楽”を楽しみたいと思います。(^_^)