前回のつづきで今回が最終回です。
● 5月25日:4日目後半(出雲〜神戸)
天候の回復を待つために松江の熊野大社、八重垣神社を先に参拝し、それから出雲に戻って13時少し前に出雲大社に到着。
しかしながら雨は上がっておらず、また日曜日ということもあってか出雲大社周辺は駐車場に入るクルマで大渋滞でした。
仕方がないので40分ほど渋滞列に並び、ようやくスイスポを停めることができました。
お腹が空いたので先に昼食をいただくことにしたのですが、有名どころは行列ができていたので人気がなさそうなお店で出雲割子そば(天ぷら付)をいただきました。
半分強しかお客さんが入っていなかったから味には期待していなかったけど、食べてみると結構美味しかったです♫
そばをいただいている際に入り口越しに外を見てみると薄日がさしていたので、先に松江に回って良かったと思ったのですが、食事を終えて出雲大社に向かう途中でまた雨が降ってきました... ( ; ; )
もう諦めるしかないので、傘をさしての参拝です。
【出雲國一宮 出雲大社】
主祭神は大国主命で国津神の主宰神。葦原中国(あしはらのなかつくに)の国づくりをしたものの、後に天照大神に国譲りした(させられた)ことで有名です。
個人的に天津神よりも国津神が好きなので出雲大社は昔から参拝したかった神社だったのですが、出雲大社に近づくと天気が悪くなるという今回の状況を考えると、私が参拝すべき時機ではなかったのかもしれません。
※稲佐の浜に行った際に台風みたいな天気になったので"今は来るべき時ではない"と言われている気がしてなりませんでしたが、K君が結婚する息子さんのために出雲大社のお守りを買って帰りたいと言っていたのでそれを無碍に扱うことは友人としてできません。でも、もし一人旅だったら参拝せずに時機を改めたかも...。
いつになるかわからないけど、改めてもう一度参拝しようと思いました。
・西遥拝場

※大国主命は西側を向いていらっしゃるので、拝殿からだと大国主命の左横顔に参拝することになります。真正面からお詣りするには西側にある遥拝場から参拝します。
【素鵞社(そがのやしろ)】
出雲大社本殿の後ろ(北側)にある素鵞社は素戔嗚尊をお祀りする神社です。
※大国主命は素戔嗚尊の孫あるいは子であり、素戔嗚尊の娘である須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と婚姻を結んだあと、少名毘古那神(すくなびこなのかみ)と協力して葦原中国の国づくりを行いました。
※出雲大社本殿内で大国主命が西を向いている理由の一つとして、南向きだと素鵞社(出雲大社本殿の北側)にいらっしゃる素戔嗚尊に背を向けることになるのでそれを避けたからという説もあります。
強い風と雨の中で稲佐の浜でいただいてきた砂を本殿の床縁下にある箱に納め、代わりに砂(お清めの砂)をいただいてきました。
出雲で周りたかった神社には全て参拝できたので、出雲大社を後にして一路神戸に向かいました。
山陰自動車道から中国横断自動車道(岡山米子線)を経て中国自動車道に入った頃には雨は完全に上がって晴れ間が見えてきました。
結局のところ天気予報は外れ、日本海側はずっと雨だったということですね。
道中は渋滞もなく、4時間ほどで神戸に到着。
元町の東急REIホテルに私だけチェックインした後、K君と一緒に南京町の中華料理店で冷たいビールと広東料理に舌鼓を打ちました。
長距離を運転した後のビールは格別です。
若干飲み足りなかったので近場のバーで2杯引っ掛けた後、K君とは再会を誓ってここでお別れ。
付き合ってくれてありがとう!
● 5月26日:5日目(神戸〜亀岡〜富山)
22日から始まった4泊5日のドライブ旅行も最終日となりました。
天気は回復し、薄い雲がかかりながらも晴れています。
※結局、天気に恵まれたのは神社巡りとしては初日の23日と26日の最終日だけでした。
とりあえず当初の予定通りに亀岡の出雲大神宮に向かいました。
神戸から70kmくらいなので下道を走ったのですが、変化があって楽しかったです♪
主祭神は大国主命と三穂津姫尊(みほつひめのみこと)です。
※日本書紀では「国譲りをされた大物主命の功に報いるために高皇産霊命(たかみむすびのみこと)が姫神である三穂津姫命を贈られた」とあることから、三穂津姫命は大国主命の妻として知られています。
社伝によると出雲大社の大国主命は出雲大神宮より勧請を受けたとされており、そのため出雲大神宮は「元出雲」の通称で呼ばれているとのことですが、逆に出雲大神宮(出雲神社)の大国主命は出雲国の杵築大社(出雲大社)から勧請したとされている資料もあるため、真相はよくわかりません。
※『丹波国風土記』逸文として「元明天皇和銅年中、大国主神御一柱のみを島根の杵築の地に遷す」の記述がある一方で、『徒然草』 第236段では出雲大神宮について「大社をうつして、めでたく造れり。」と記されているとのこと。
※個人的には杵築大社(出雲大社)から勧請したのが正しく、出雲大社は江戸時代までは杵築大社と呼ばれていたため、創建時から出雲神社という名称であった〜出雲の神と言えば出雲大神宮を指していた故に出雲大神宮が元出雲と呼ばれたのではないかと考えていますが、どうなんでしょうね。
出雲大神宮は亀岡盆地東部の御蔭山の山麓に鎮座している神社で、元出雲という言葉から想像していたよりは小ぢんまりとしていました。
※まあ出雲大社の境内が広すぎるだけで、出雲大神宮も立派な神社だと思います。
ちなみに出雲大社は"二拝四拍手一拝"ですが、社務所の方に確認したところ出雲大神宮は"二拝二拍手一拝"でした。
※四拍手の神社としては出雲大社のほか、宇佐神宮(備前國一宮)、彌彦神社(越後國一宮)が有名です。
※神社によって参拝作法は異なりますが、現在一般的な"二拝二拍手一拝"は明治政府の神道政策によるものであり、古来は"三拝三拍手一拝"が主流だったそうです。"三"である理由については「造化三神である天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)、神皇産霊尊(かみむすびのみこと)を拝むから」という説があり、個人的には"三拝三拍手一拝"の方に納得感を感じますが、参拝の際にはその神社の作法に合わせるようにしています。
出雲大神宮での参拝を済ませた後、京都太秦にある木嶋坐天照御魂神社(通称、蚕ノ社)に寄るかどうか迷ったのですが、ナビによると京都に入る手前で渋滞しているようだったので今回は諦め、素直に富山に帰ることにしました。
京都には行きたい神社がいくつもあり、いずれゆっくり時間をとって行くつもりなので、その時に参拝しようと思います。
と言うことで、出雲大神宮を後にして千代川ICから京都縦貫自動車道に乗り、舞鶴若狭自動車道〜北陸自動車道を走って無事富山の自宅に帰りつきました。
●あとがき
最後に今回の4泊5日のドライブ旅行を終えて思ったことを書き留めておきます。
- 総走行距離は1978.7kmで、7割がた私が運転し残りをK君に運転してもらいました。無休憩で走った最長時間は初日の5時間半で、それ以外に3時間続けて走ったことが2回ありました。以前は1時間半〜2時間走ると腰が痛くなって休憩せざるをえなかったから、長時間無休憩で走れるようになったのはレカロシートの威力以外の何ものでもありません。実は助手席に座っていた際に1時間半ほどで腰が痛くなってきたので休憩してもらったことがありました。自分が助手席に座ることなんて考えていなかったから、もし今後も2人で旅をする機会が多くなるのであれば、助手席もレカロシートに換えた方が良いかもしれません。
- ナビについては後日レビューを書きたいと思ってるけど、若干のクセはあるもののとても快適に使うことができました。以前のナビだとこうはいかなかったと思うので、交換してよかったです。
- 高速料金は約39,000円、ガソリン代は約21,000円(平均183.4円/ℓ)かかったので、トータルで約6万円、1日平均12,000円でした。9割がた高速道路/自動車専用道路を使ったので高速料金はかなりかかったけどガソリン代は意外に安かったという印象です。日程/行程にもよるけど、今後の目安という意味でクルマ関係の費用は1日あたり12,000円みておけば問題ないかな。
- 今回はK君との2人旅となりましたが、写真を撮りながら神社をゆっくり見て回るにはやっぱり1人の方が良いですね。一方、移動中や食事の際は2人の方が断然楽しいので、悩ましいところではあります。
- 神社巡りのドライブ旅行では神社と雄大な景色を見られれば良いと思っていたのですが、今回訪れた伊丹十三記念館、大原美術館、児島虎次郎記念館は面白かったので、今後の計画を考える際にはそういう場所も幾つか入れようと思いました。
- 今回は携帯性を重視してNikon ZfにTAMRON 28-75mm f/2.8をつけて1台だけ持って行ったけど、28-75mmの場合は画素数が大きい(トリミング耐性が高い)Z8の方が良いと思ったので、今度からはZ8を持って行くことにします。Z8であればレンズは28-75mmを1本持っていけば十分かな。
来年は九州に行って(飛行機&レンタカーにするか、スイスポで神戸からフェリーを使って行くかは思案中)、宇佐神宮、弊立神宮、宗像大社に参拝したいと思っているのですが、今度は天気に恵まれると良いなぁ。









