前回の続きです。
交換品が届き、Bluetooth(SBCコーデック)入力での音出しの後、メインシステムのMA1 DACのXLR出力をActon IIIのAUXに入力して試聴しました。
結果はやはりAUX入力(MA1 DACの出力を使用)の方が音が良かったのでしてやったりとほくそ笑んでいたのも束の間、King GnuのCHAMELEONを再生している時に異変が生じました。
それは大きめの低音が歪んでしまうこと。
歪みの感じから察するに、Acton IIIの入力感度以上の大きな信号が入っているものと思われます。
通常オーディオ機器のXLR出力はRCA出力の2倍(MA1 DACの場合は、RCA出力:2.3Vrms 最大、XLR出力:4.6Vrms 最大)なので、それが原因だと思われます。
だったらと言うことで、MA1 DACの出力をRCA端子経由に変更してみることにしました。
ただRCA端子はプリアンプへの出力に使っているので、RCA分配器を使って出力を分けてやります。
※ちなみに現在プリアンプの出力をRCA分配器でパワーアンプ用とサブウーファー用に分配していますが、分配器(オーディオテクニカ製)による音質劣化は感じていません。
amazonを物色し、RCA分配器とRCA→ステレオミニ変換ケーブルを購入。
※オーディオテクニカ製は高いのでもう少し安いやつにしました。オーディオテクニカ製よりは品質が悪そうなので、メインシステムを使う際は分配器を外してDACとプリアンプはケーブル直結で使うつもりです。いくら音への影響が感じられないとは言え、メインシステムでは必要のない接点はできるだけ増やしたくないので...(プリアンプの出力に使っている分配器は必要悪という判断)。
※だったら最初から分配器を使わなければ良いと思われるかもしれませんが、メインシステム用のケーブルを外したまま置いておいて端子に埃がついてしまうのが嫌だったのと、DAC側だけ外したケーブルの処理(置き場所)にも困るので、分配器を使ってメインシステム用のケーブルも接続(保護)しておくことにした次第。
昨日届いたのですぐに開封したのですが、SKW製のRCA→ステレオミニ変換ケーブルのジャケットデザインと手で触った感触に朧げながら記憶があるのです。
そこでケーブルストックケースを確認してみたら、何と全く同じケーブルが出てきました... (^^;;
思い返してみると、TVの低音強化のためにKEFのサブウーファーを導入し、その接続のために購入したケーブルがこれでした。
※結局、BOSEのシアターシステム(サウンドバー、サラウンドスピーカー、サブウーファーのフルセット)を導入したので短期間しか使わなかったケーブルです。
amazonの商品ページでは、以前購入した商品の場合はその旨表示されます。
しかし今回購入した際、そのような表示は無かったので購入履歴を調べてみたところ、実は同じ製品だけど販売元が異なるため別の商品として扱われていました。
※ちなみに以前購入した価格は4388円で、今回は2849円と1500円近く安くなってました。流石中華です。
購入してしまったものは仕方がないので、RCA分配器と新しく届いた方のケーブルを使ってMA1 DACとActon IIIを接続。
今度は大丈夫だろうと、King GnuのCHAMEREONを再生したのですが、歪みの量は減った気がするけど無くなってはいませんでした... (T . T)
※楽曲によっては全く歪みなく再生されるものもあります。
Acton IIIのAUX入力感度が公表されていないので数値的に判断することはできないけど、AUX入力で再生した時の再生音量がBluetooth入力の時よりも大きいので、おそらくはまだ入力信号が大きいのだと思われます。
※可能性としてActon IIIのAUX入力の不具合も考えられますが、現時点では入力信号過大の蓋然性の方が高いと思っています。
Bluetooth接続の場合は同じ楽曲を再生しても歪まないので、AUXへの入力信号を小さくしてやれば歪まなくなるはず。
※AUX入力を諦めてBluetooth入力で使ってもいいんだけど、AUX入力の方が音が良いし、何よりここまでやって〜ケーブル2本と分配器まで買って〜引き下がるのは癪に触るので。
そこで、"とある製品"をネットで探してみたところ、ドンピシャのやつを見つけました!
今日届く予定なので夜に試してみるつもりですが、果たして結果は如何に!?
〜多分、あと2回続きます。