前回の続きです。
BOSEのサブウーファーの上にActon IIIを設置して音出しをした際、視線の先にあるActon IIIを見て「あれっ、何かおかしい!」と感じました。
近くで見たときは気づかなかったけど、フロントグリルの右下が半円形状に少し黒く見えるような...。
そこで色々な角度から見てみたのですが、やっぱり色が少しだけ違っている部分があります... ( ; ; )
DxO PhotoLabで調整して見えやすくするとこんな感じ。
どうしようか、少しだけ迷いました。
機能的には何ら問題がないのでこのまま使おうかと...。
でもActon IIIを見るたびに変色部分に目が行ってしまうし、Action IIIを選んだ理由としてデザイン要素も大きかったので、購入したeイヤホンに連絡してみることに。
Acton IIIが届いたのが11/3(日)の11時で、ホームページ経由で問い合わせをしたのが12時過ぎです。
必要であれば写真を送付すると書いておきました。
すると30分ほどして連絡があり、お詫びの言葉と写真を送って欲しい旨が書いてあったので、写真を送付。
14時20分に連絡があり、外観不良の可能性があるので、お店で症状を確認の上で初期不良対応をしてくれるとのことでした。
それから直ぐにActon IIIを梱包し、宅急便の着払いにて大阪日本橋のeイヤホンに送付しました。
翌日の昼頃に製品受領の連絡があり、フロントグリルにシミがあることを確認したので新品交換にて対応させていただきますが、在庫がないため輸入代理店(完実電気)に発注するのでしばらく待って欲しいとのことでした。
この連絡があったのは11/4の振替休日で輸入代理店は休業日だから、受注確認は11/5になると思われます。
輸入代理店の完実電気が運営している直販ショップは在庫ありとなっているので(=輸入代理店に在庫がある)、最短だと11/6、遅くとも11/7にはeイヤホンに納品されるはず。
それから直ぐに発送手配をすれば、11/7か11/8に我が家に到着すると推測しました。
ところが11/7の昼まで待っても何の連絡も無かったので"納期はいつになるのか?、もし遅くなるようならキャンセルして別の在庫がある店で買い直したい"とのメールを送ったところ、14時半に、交換品が届いたので本日中に発送する旨連絡がきたので、やれやれです。
※最初に問い合わせを受け付けてくれたのはA氏だったのですが、製品を送ってからはB氏が担当になりました。そのB氏から「進捗があり次第連絡します」と言われていたのに何の連絡も無かったのでメールを送った次第。
※するとB氏ではなくてA氏から交換品到着と発送準備をしている旨の連絡があり、その後は全てA氏が担当してくれました。
※おそらくA氏がリーダー格の方で、B氏がその部下だと思うのですが、A氏のリカバリーがなければeイヤホンに対する私のショップロイヤルティは下がっていたでしょうね。顧客との約束(今回の場合は"進捗があり次第連絡する"という約束)を守らないとロイヤルティは確実に低下するのです。
※顧客はその約束がずっと頭にあるけど、担当者は何件も案件を抱えているのでついつい約束を忘れてしまったり、もしかしたら発送してから連絡すれば良いだろうと思っていたかもしれないけど、一度約束したことは絶対に守らないとダメなのです。もし私がリーダーだったらB氏を叱責したでしょうね。
※アフターサービス部門の対応って地味だけどロイヤルティに直結していて、こういう小さなロイヤルティ低下が積み重なり、結果業績低下につながっていくことは通販事業においてままあることです。
そして11/8の午前中に交換品が到着。
当然とは言え、シミひとつない綺麗な製品でした♪
とりあえず、AV機器のコントロールに使用しているiPad mini 5とペアリングしてBluetooth接続で音出ししてみました。
やっぱりEmberton IIIより低域に広がりと厚みがありますが、期待していたほどではなかったというのが正直な感想。
もう少しスケール感があると良かったけど、Acton IIIのサイズを考えるとこんなものかな。
※逆に言うとEmberton IIIの方がサイズ以上のスケール感を出しているのかもしれません。
中高音はEmberton IIIと同傾向の音で、少し煌びやかさがあって明瞭感が高く抜けの良い音。
この中高音と、芯があって締まった力強い低音が合わさることで、Rockに抜群な気持ちの良い音になります♪
メインシステムが奏でる音とはかなり違うけど、これはこれでHiFiとは別の方向性で纏められた音の世界だと思います。
※この音の最高峰であるWoburn IIIってどんな音なのか、ますます気になってきました...^^;
BluetoothコーデックがSBCにしか対応していないので少し不安だったのですが(Emberton IIIはAACにも対応している)、言われないとSBCだとはわからないし、この音だけを聴く限りにおいて不満は感じないかなぁ。
※ちなみに以前のモデルであるActon IIはaptXにも対応していたみたいです。
※LDACとは言わないけど、せめてAACには対応して欲しかったです。Emberton IIIは対応しているのに何故なんだろう?
さて、ここからが当初から想定していた使い方になるのですが、Acton IIIにはAUX(3.5mmステレオミニプラグ)があります。
そこでメインシステムのDAC(Meitner MA1 DAC)の出力をActon IIIに入力してやろうという企みです。
MA1 DACはSONORE ultraRendu経由で宅内ネットワークとつながっており、Soundgenic(ミュージックサーバー)内の音楽ファイルをデコードしてアナログ出力することができるので、その出力をActon IIIに入れてやれば、少なくとも入力信号はメインシステムのクオリティになるというわけ。
最初Stanmore IIIの方が良いかなと思った理由の一つはRCA入力があるのでメインシステムのMA1 DACと接続しやすいからだったのですが、変換ケーブルを買えばステレオミニプラグでもDACと接続できるので、音のまとまりが良かったActon IIIの方にした次第。
MA1 DACのアナログ出力は、RCAが1系統、XLRが1系統で、RCA出力はメインシステムのプリアンプ(Nagra PL-L)につながっているので、XLR→3.5mmの変換ケーブルをamazonにて調達。
※1000円以下の安っちい作りのケーブルは嫌だけど、かと言って5000円も出す気にはならないので、2〜3000円くらいの作りの良さそうなケーブルを選びました。
Acton IIIのAUX端子に接続し、メインシステムで聴く時と同じくiPad mini 5のfidataアプリで操作して音出ししてみました。
すると、やっぱり音が違うんですよね。
ひとつひとつの音の解像感が増し、周波数レンジも少し広くなったように聴こえます。
まあ、同じBluetoothでもLDAC相手ならともかく、SBCとでは比較にならないよなぁ。
そんなわけでほくそ笑みながらKing GnuのCHAMELEONを聴いていたところ、予想もしていなかった事態が発生!
〜さらに続きます。