先月末、ベッドサイドスピーカーとして10年以上使ってきたSONY SRS-X5の調子が悪くなったため、代わりのスピーカーとしてMarshall Emberton IIIを導入。
SRS-X5のサラウンドモードに比べると音の広がりは劣るけど、芯がある低音(SRS-X5の膨よかな低音とはかなり異なる)と明瞭な中高音のバランスがとても良くて大変気に入りました。
この音だったらEmberton IIIをTV前のBOSE サブウーファーの上に置いてBGMを流すのに使えるんじゃないかと思い、試してみることに。
そしたら若干中高音寄りではあるけど、纏まりがあって悪くない音なんですね♪
ただサイズが小さいので音の広がりはあまりなく、モノラルよりは良いけどモノラルに近いのは否めません。
あとは低音のスケール感はそれなりでした。
BOSEのサウンドバー900を中心としたシアターシステムと聴き比べてみたんだけど、低音の量感と深さ、サウンドステージの広さは完全にBOSEの方が上である一方、ボーカルの訴求力とか楽器の音色(特にギター)はEmberton IIIの方が上で、映画用に調整してあるためやや低域過剰なBOSEよりはEmberton IIIの方が自然で心地良いという結果でした。
そこで思ったわけです。
「Emberton IIIよりも大きなタイプなら低音のスケール感も増してもっとバランスが良くなるんじゃないか」と。
一旦気になりだすと抑えが効かない性分なので、バッテリー搭載タイプのポータブルシリーズではなくAC電源に繋ぐホームラインシリーズを調べてみました。
ホームラインシリーズは、Acton III、Stanmore III、Woburn IIIの3機種が最新で、サイズ、スピーカー構成、入力端子が異なる以外、基本機能は同じです。
Acton III | W260xH170xD150mm | ウーファーx1、ツィーターx2 | Bluetooth、3.5mmステレオミニ |
Stanmore III | W350xH203xD188mm | ウーファーx1、ツィーターx2 | Bluetooth、3.5mmステレオミニ、RCA |
Woburn III | W400xH317xD203 mm | ウーファーx1、ミッドx2、ツィーターx2 | Bluetooth、3.5mmステレオミニ、RCA、HDMI |
サイズ的にはActon IIIだったらBOSEのサブウーファー(幅29.5cm)の上にピッタリ収まります。
Stanmore IIIはサブウーファーの上に大理石の板を置くか、別のインシュレーターで筐体のやや内側を支えてやらないとなりません。
載せられないことはないけど、美しくはないなぁ...。
Woburn IIIはKEFとBOSEのサブウーファー2台を左にズラし、BOSEの右横に床置きすれば置けなくはないけど、Marshallのスピーカーは床置きせずに少し高い位置に置かないと音のバランスが悪いとのレビューがあったので、(試してみないとわからないけど)やっぱり難しいかな...。
となるとActon IIIかStanmore IIIの二択となりますが、やっぱりサイズが大きい方が音が良さそうなのと、RCA入力端子が付いていた方が便利なので、Stanmore IIIにしようと思いました。
しかしながらその後YouTubeでレビュー動画を何本か見てみたところ、あくまでYouTube経由の音にはなるけど、Acton IIIの方が中高音の抜けが良くボーカルが明瞭に聴こえたのです。
当然ながら低音の量感はサイズが大きいStanmore IIIの方があるんだけど、Acton IIIの方が全体としてクリアでバランスが良い音に感じました。
※海外のレビュアー(Marshallマニアみたいな人)の方も「Stanmore IIIよりもActon IIIの方がお薦め。大きいスピーカーが欲しいならStammore IIIではなくWoburn IIIにした方が良い」と言ってたので、やっぱりそうなのかなと。
Stanmore IIIだとBOSEのサブウーファーよりも幅が広いので何かしらの工夫をしないと置けないし見た目もあまり良くはないので、今回はActon IIIを導入することに。
楽天ポイントを使いたいので楽天eイヤホンで購入し、在庫があったので翌日届きました。
そしてBOSEのサブウーファーの上に設置し、各種設定をして音出しをしたのですが、視線の先にあるActon IIIを見て「あれっ、何かおかしい!」と。
〜次回に続く。