2014年にベッドサイドスピーカー(ヘッドボードに設置)として導入したアクティブスピーカー SONY SRS-X5。
クリアな中高音と量感のある低音、そしてサラウンドモードにした際の音の拡がりが心地良く、とても気に入って使って来ました。
2022年に充電ができなくなったためバッテリー交換をし、その後快調に使えていたんだけど、今年の春頃に電源が入らなくなる不具合が発生。
ACアダプタを何回か差し直すと復活するものの、毎回使うたびにその操作がすることが面倒くさくなってしまいました...(^^;;
折しもヘッドホンシステムの構築に注力していた時期だったので自然と使わなくなってしまい、先日ベッドライトを買い替えた際についに撤去。
10年以上も活躍してくれてお疲れ様でした。
ベッドサイドスピーカーが無くなってしまったので、音楽はフレキシブルアームでヘッドボードに取り付けてあるiPad Proのスピーカーで聴いていたけど、当然ながら音が悪いのでフラストレーションが溜まることに...。
※基本的に音楽はヘッドホンで聴くのですが、ヘッドホンはつけたくないけど音楽は聴きたいことがたまにあるんですよね。
「新しいアクティブスピーカー(Bluetoothスピーカー)を買おうかな、どうしようかな...」と迷っていたのですが、先週木曜にAV WatchでBOSEの新製品が紹介されていたのを見て「これ、いいかも」と。
av.watch.impress.co.jp
製品名はBose SoundLink Home Bluetooth® Speakerで、11月7日発売予定となっています。
大きさもSRS-X5と同じくらいだから設置に問題はないし、BOSEのスピーカーは(ピュアオーディオとしては使えないけど)低音が豊かで気軽に聴くには好きな音ですからね。
ただしモノラル再生なので、ステレオ再生するには2台購入してリンクさせる必要があります。
ヘッドボードのスペース的には2台設置できないこともないんだけど、その時のフロントグリルのデザインが左右対称にならないことに気がついてしまいました。
些細なことかもしれないけど、私はそういうのが気になって仕方がない質なのです。
かと言ってモノラルで使うのは嫌なのでBose SoundLink Homeの導入は止めにしたのですが、新しいスピーカー導入で気分が盛り上がってしまっていたので別のスピーカーを探すことに。
その結果目に止まったのがMarshall Emberton IIIです。
実はMarshallのBluetoothスピーカーは以前から気になっていて(何と言ってもMarshallなのが魅力!)、WOBURNと言うモデルが欲しかったんだけど、置く場所がないので諦めた経緯があります。
※ちなみに今でも欲しいです。
◆WOBURN
またEmbertonというモデルがあるのをWOBURNを調べた時に知りましたが、大きさ的に当然モノラルだろうと思っていたので詳しくは調べませんでした。
◆Emberton III
ところが今回調べてみると、何とEmbertonってステレオ再生だったんですよね!
しかも背面からも音が出る"マルチディレクショナル(全方位)サウンド"とのこと。
「これ、いいじゃん!」
と言うことでMarshallのスピーカーを導入することに決め、Emberton III(最新モデル)にするか、一つ上のMIDDLETONにするかで悩んだのですが、ヘッドボードの設置面の奥行きが58mmしかないのでサイズ的にMIDDLETON(奥行:95mm)は厳しいと判断。
※Emberton IIIの奥行は76.9mmなので18.9mmハミ出るけどギリギリ置けるかな...と楽観的な判断...^^;
◆MIDDLETON
MIDDLETONは高音と低音のトーンコントロールがついている点と本体の左右側面からも音が出る(前後左右の4面から音が出る)点が非常に魅力的なのですが、置けないものは仕方ないのでEmberton IIIを選ぶことにしました。
※Emberton IIIはトーンコントロールはついてないけどアプリで3種類のプリセットイコライジングの切り替えが可能です。
◆Emberton IIIの仕様
- Bluetooth:5.3 LE(SBC, AAC, LC3)
- パワー:38WクラスDアンプx2
- 再生周波数帯域:65Hz-20,000Hz
- 連続再生時間:約32時間
- フル充電時間:約2時間(20分の充電で約6時間の連続再生)
- マルチポイント接続対応
- 防水機能:IP67
- 重量 :約670g
- サイズ:H68xW160xD76.9mm
※BluetoothはAACコーデック対応なのでApple製品に接続してもそこそこ高音質で聴けます♪
昨日届いたので早速開封。
背面からも音が出る仕様。右側面に充電用USB端子がついています。
赤いLEDはバッテリー残量を示すインジケーターで、中央の円形コントロールノブで再生/音量コントロールが可能。
コントロールノブの左側に、Bluetooth接続ボタンと電源ボタンがあり、見えにくいけどハンズフリー用のマイク穴もあります。
設置完了後、iPad ProにMarshall Bluetoothアプリをインストールし、Emberton IIIと接続。
EQ(3種類)はとりあえず"Marshallシグネチャーサウンド"に設定し、バッテリー保護機能を最大に設定。
それからiPad ProでmconnectHDを起動してSoundgenic内の音楽ファイルを再生してみましたが、思っていた以上に良い音だったので大満足♪
Marshallだから当然かもしれないけど、Rockは良い感じで鳴ってくれるし、JAZZも悪くないですね。
サイズが小さいので音の拡がりはサラウンドモードにしたSRS-X5には及ばないものの、サラウンドモードを切ったSRS-X5の音よりは拡がり感が感じられました。
なお3種類のEQプリセットを試してみたけど、"低音・高音ブースト"、"音声モード"は使い物にならなかったので、"Marshallシグネチャーサウンド"を使うことにしました。
ヘッドホンをつけなくても就寝時に音楽が楽しめる環境が戻ってきて、嬉しい限りです♫