memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

白内障手術③:術後の視力変化とメガネの調整&新調

先月24日に白内障の手術(右眼)を行ってから、1ヶ月と少し経ちました。

術後は右眼が酷く充血し、知り合いから「眼をどうかされたのですか?」と心配されるほどでしたが、充血は4〜5日経つと段々治ってきて、術後1週間時点での検査の際はほとんど無くなっていました。

手術翌日の検査で1.2あった裸眼遠点視力は日が経つにつれ少しずつ落ちてきて、23日に行ったメガネ処方箋のための検査の際は1.0でした。
※結果的には1.0だったけど、半分勘で答えたのが合っていたというのもあるので、実際には1.0も無さそうな感じがしています。

先生によると乱視が出てきたために少し見えにくくなっているとのことで、実際、検査の際に乱視矯正レンズをつけると遠くもクッキリ見えたので一安心。

ちなみに近点視力は手術した右眼の方が左眼よりも少し近くまで見えるという状態で、クルマの運転時も(クッキリハッキリという訳ではないけど)ナビ画面やメーター類は裸眼でも運転に支障がないくらいには見えるようになり、また自転車においてもサイクルコンピューターiPhoneの画面がそこそこ見えるようになったので、術後はメガネをかけないで運転及びライディングを行えるようになりました。

ただクルマを運転する際は運転に支障はないとは言え乱視の影響で遠くはやや見えにくいため、これまで使っていた遠近両用メガネのレンズを現在の視力に調整して使った方が安全ではあるし、ライディングにおいてはアイウェアをつけないと眼に異物が飛び込んできたりして危険なので、度が入っていない調光タイプのスポーツサングラスを購入して使うことにしました。


と言うことで手術前に比べればメガネが必要な場面は減ったものの、iPhoneiPadを使う際、本を読んだり字を書いたりする際にはこれまで同様メガネが必須なため、メガネ処方箋を出してもらった翌日、眼鏡店2店を回って2本のレンズ交換を依頼し、1本を新調しました。

1本は2010年に老眼対策として作った999.9フォーナインズ)の近々両用メガネで、ネットで調べたら999.9の取扱店が高岡市富山市にあったので、一番近い高岡市のタカバメガネにてレンズ交換を依頼。

ただ999.9のメガネが手持ちのメガネの中で(術後は)最も近くが見やすいので、これを預けてしまうと日常生活に支障をきたすため、レンズが出来たらお店に行ってその場でレンズ交換してもらうことにしました。


レンズ交換したもう1本はクルマ&自転車用の遠近両用メガネで、これは右目の視力が悪化して運転に支障をきたすようになったために富山に帰ってきてから眼鏡市場で作ったもの。

i-ATHLETE(アイアスリート)と言う眼鏡市場のオリジナルスポーツフレームなのですが、これが軽くてホールド性が良く、思いのほか使いやすかったのでお気に入り。

ライディング時に使うことを考えて派手目のシルバー&イエローにしたのですが、自分で言うのも何だけど、結構似合っている感じです。

この i-ATHLETEシリーズのフレームが甚く気に入ったので、近くを見るための近々両用メガネを i-ATHLETEフレームでもう1本作ることにしました。
こちらは自宅で使うからフレームカラーは落ち着いたダークブルーにしました。

ちなみに999.9の近々両用はバッグに入れておいて外出時に使用します。


999.9の方は先週土曜日にレンズが出来たので既に交換を済ませており、i-ATHLETEの2本はどちらも今日出来上がり予定だったので、昼過ぎに受け取ってきました。

帰路は遠近両用メガネをかけて運転しましたが、やはり遠くまでクッキリ見えるし道路標識の文字も認識しやすく(認識するまでの時間が短い)、運転する上での安心感が高まります。

なので、普段買い物に行く際には使わないかもしれないけど、遠出する際(知らない道を走る際)にはメガネをかけて運転することにしました。


自宅に戻ってから近々両用の方を使ってみましたが、基本的に999.9の近々両用と同じ処方箋でレンズを作っているので(レンズのクオリティは999.9の方が高いけど)見え方はほとんど変わりません。

でもフレームとレンズが軽いから、普段使いするには i-ATHLETEの方が使いやすそうだし、999.9に比べると価格も遥に安いので、多少ラフに扱っても気になりませんしね。


と言うことで、メガネの調整&新調はこれで完了と思っていたのだけど、実は予定外の事態が生じてしまいました。

普段テレビを見る際は裸眼で見ているのですが(画面上の文字も映像も特に支障なく見える)、試しに遠近両用をかけて見てみたところビックリするくらい綺麗に見えるのです!
裸眼で見る映像がHDだとすると、遠近両用をかけて見る映像は4Kくらいの差がある感じ。

特に映画は遠近両用メガネをかけて見た方が明らかに美しく、これはテレビ用に遠近両用(もしくは単焦点)が必要だなと思った次第。
※クルマ用の遠近両用メガネはクルマの中に置いておくので。

善は急げということで、明日もう一度眼鏡市場に行って作ってこようと思います。


【6/1 追記】
午前中に眼鏡市場に行ってテレビ用メガネを作ってきました。
処方箋の遠点視力に合わせた単焦点レンズを試してみたところ、1mくらいから先はクッキリ見えたので今回は単焦点レンズにしました。
遠近両用だとTV画面に焦点が合うレンズ内の範囲が狭くなりますが、単焦点だったらレンズ内全域で焦点が合うので、TV視聴用としてはこちらの方が使いやすいです。
なお今回はこのフレームにしたので、奇しくも色の三原色が揃いました(笑)。