毎週水曜日は訪問看護の方に母の入浴補佐をしてもらっています。
朝7時半に起きてプラゴミを捨てに行った後、手を洗おうとキッチンシンクでお湯を出そうとしたのですがお湯が出ません!
水は出るので水道管の凍結ではなく、エコキュートのどこかの配管が凍結していると思われます。
ネットで調べてみたら、貯湯ユニットとヒートポンプユニット(エアコンの室外機みたいなやつ)との間の配管か、貯湯ユニットからの給湯配管にタオルを巻いてぬるま湯かけると凍結が解消される(かもしれない)と書いてありますが、とりあえずリフォームをお願いしたジョーシンに相談してみることにしました。
当然ながらお風呂にお湯を溜めることはできないので、母の入浴は無理。
そこで9時半(定時)にいらっしゃった訪問看護の方と相談し、今日はお湯を沸かしてタオルで身体を拭いてもらうことにしました。
明日のデイサービスで入浴できるから、申し訳ないけど今日は母に我慢してもらいます。
時計が10時を指して直ぐにジョーシンに電話をしました。
状況を説明して対応策を聞いたものの、有益な情報は得られませんでした。
まあ店舗スタッフでは無理だろうなぁと思ってはいたものの、やはり何の役にも立ちませんね。
そこで今度はリフォーム施工会社のSさんに連絡したのですが、ネットに書いてあるような対処方法しかなさそうな感じ。
ただ、ぬるま湯をかけるのではなくてドライヤーで温めるやり方があることがわかったけど、時間がかかるので難しいかもしれないとのこと。
また富山は配管断熱材が5mm指定の地域なんだけれども、我が家は10mmの断熱材を入れてあり、普通の冬の気温であれば凍結しないように対策してあるという話を聞きました。
どうやら今回の寒波は想定以上の寒さだった故に凍結してしまったのかもしれません。
とりあえずエコキュートの取扱説明書に従ってキッチンのお湯が出る状態にしておき(実際にはお湯ではなく水が少しだけ出ている)、スイスポの除雪作業を行いました。
今回の寒波は積雪量自体は大したことはなかったのですが、気温が低かったためにドアミラー稼働部とワイパー(積雪が予想される時には立ててある)の収納部が完全に凍っていたため、ぬるま湯をかけて溶かしました。
明朝も冷え込みが予想されるので、ドアミラーの自動格納をOFFにしドアロックしてもミラーが格納されないようにしておきました。
軽い昼食をとった後、電源リールでエコキュートの近くまでコンセントを伸ばし、ヘアドライヤーで凍結している可能性がある配管を温める作業を実施。
30分ほど作業をしていたら見たことがある顔の方に声をかけられました。
最初はどなたかわからなかったけど、よく見るとジョーシンのリフォーム担当のKさんでした。
どうやらジョーシンの店舗もしくは施工会社からKさんに連絡が入ったようで、状況を見に来てくれたようです。
まだお湯が出ませんと説明すると、貯湯ユニットの右上部にある小さな窓から指を入れて何やら操作されています。
その後、「連絡が来たときは、貯湯ユニットとヒートポンプユニット間の配管が凍結していると思っていたのですが、そこは問題ないようです。となると水道管から貯湯ユニットに水を供給する配管が怪しいですね」との説明が。
そして「うまくいくかどうかわかりませんが、ヤカンで沸騰手前ぐらいのお湯を沸かしてもらえますか」とのことなので、直ぐにキッチンに行ってお湯を沸かし始めました。
お湯が沸いたので持って行くと、地面(水道管)から貯湯ユニットにつながっている配管途中にある止水栓と、配管が立ち上がっている周辺のコンクリートにお湯をかけ始めました。
お湯がなくなったのでもう一度お湯を沸かしに行き、再度お湯をかけている途中で何やら貯湯ユニットから音がし始めました。
「お湯が出ているかどうか確かめてきてもらえますか?」とのことなのでキッチンに行って確認したところ、当初はチョロチョロと水が出ている状態だったのが、出ている水の量が多くなってきて温度も少し上がってきています。
そしてしばらく出したままにしていると、段々と量が増えてついにお湯になりました!
その旨Kさんに報告したところ、「各種の配管については断熱カバーをしてあるので凍結はしていませんでしたが、止水栓周りが金属剥き出し状態だったため気温低下で凍結したのでしょう。貯湯ユニットにお湯が溜まっていても水道管からの水圧がないとお湯が出ないのです。」とのこと。
それから今後の凍結予防策と凍結した場合の対処方法についてお話を聞いたので、備忘録としてまとめておきます。
- 貯湯ユニットとヒートポンプユニット間の配管については、湯ぶねの給湯口より10cm上くらいまで水を溜めておけば(お風呂を使った後で排水せずにそのままおいておけば)、自動運転がOFFの状態で外気温が一定以下になると凍結防止運転を始めるので、それで防止できる。
- 今回凍結した水道管からの止水栓周りについては、止水栓の金属部分をタオルで覆って凍結しにくいようにすること。もし凍結した場合は止水栓周りと配管が立ち上がってきている周辺のコンクリートに(沸騰する少し前くらいの)お湯をかけること。配管自体は断熱カバーで覆ってあるのでお湯をかけてもあまり意味がない。
- 貯湯ユニット右上の逃し弁を引っ張った際にシャーという音が鳴る場合はヒートポンプとの間の配管ではなく、水道管からの配管が凍結している可能性がある。音が鳴らない場合はヒートポンプとの間の配管が凍結している可能性がある。
Kさんが帰られた後、手持ちの部材を使って止水栓周りの凍結防止策を施しました。
まずは金属が剥き出しになっている箇所に隙間用テープをぐるぐる巻きにして断熱処理を行います。
その後、隙間用テープの上にプチプチシートを被せて養生テープでぐるぐる巻きにし、更なる断熱と防水処理を行いました。
これだけしておけば明日の朝は大丈夫だと思うけど、果たしてどうでしょうか?
※湯ぶねについては今晩お風呂に入った後のお湯をそのまま残しておき、凍結防止運転が作動するようにしておく予定。
この一両日は日中の気温も氷点下らしいので気温が上がる明後日の日中まではお湯が使えないかもしれないと諦めていましたが、ジョーシンのKさんのお陰で本当に助かりました!
お願いしたわけでもないのにわざわざ我が家まで見にきて解氷対応までしていただき、感謝感謝です!
【1/26追記】
凍結対策が奏功し、今朝はちゃんとお湯が出ました♪