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富山に帰ってきて気になっている、迷惑な運転行為

富山でクルマに乗り始めて1年が経過しました。

買い物に行かなければならないのでほぼ毎日クルマに乗っていますが、大阪や東京ではあまり気にならなかったけど富山に帰ってきてやたら気になる迷惑な運転行為がいくつかあるので、私自身のストレス解消のためにワースト5を紹介したいと思います。
本当ならドライバーに直接文句を言ってやりたいけど、それは無理ですからね...(笑


ワースト5を紹介する前に、個人的にイライラを感じる運転行為をいくつか挙げてみます。

まずは田舎ではあるあるの「制限速度を守るクルマが多い」こと。
私個人は概ね実勢速度で走りますが、最高速度40kmの道を40kmで走るといったクルマがとても多いです。まあこれは正しい運転ではあるんだけど、中には最高速度未満で走るクルマもいるわけで、一番多いのが50km制限の道を40kmで走るクルマですね。
これは勿論違反ではありませんが、個人的な心情としては「40km制限の道を40kmで走るのなら、せめて50km制限の道は50kmで走って欲しい」と思うわけです。
なんでこんなことが起こるかというと、道路標識を見ていないからですね。

あとは、

信号等での停止時に意味不明な車間(クルマ2台分とか)を開けて停止する

  • うちの近所に、渡ると15mくらいで幹線道路との交差点(信号有り)になる踏切があるのですが、踏切を渡って信号待ちしている際に前のクルマとの車間を大きく開けて停止するクルマが結構います。普通に車間を取って止まれば後ろのクルマは踏切を渡れるのに何でなんですかね。そしてそういう時に限って電車が来たりするので(しかも駅のすぐ横にある踏切のためやたらにクローズ時間が長い!)、「もう少し車間詰めろよ」とイライラします。
  • 信号のある交差点でこれをやられると、右折信号が青なのに車間を大きく開けて止まっているクルマがいるために右折車線に入れず右折できないことが多々あります。後ろの状況なんて全く見てないんですよね。
  • クルマ2台分くらいならまだしも、信号の10mくらい手前で停車(信号待ち)しているクルマにも2回遭遇しました。全く意味不明です。
  • ちなみに私はというと、万が一前の車が動けなくなった場合でもハンドルを一杯に切れば追い越せる距離(1.8〜2mくらい)を基準にしています。

交差点の停止線を守らず、停止線を大きく超えて停車する

  • これはさっきと逆のパターンです。車幅が狭い道路の交差点でこれをやると左折してきたトラックが左折できないんですよね。こういうドライバーはまず間違いなく停止線が引かれている位置の意味を考えたことがないのでしょう。
  • 信号が赤(もしくは黄)になったのでブレーキを踏んだけど間に合わずに停止線を超えてしまったと言うのならわかるけど、赤信号なのが見えていても停止線を大きく超えて止まるクルマも多いので、やっぱり停止線の意味をわかってないんでしょうね。

まだ赤信号なのに進み出す

  • 信号停止中、まだ赤信号なのにフライングで進み出すクルマがすごく多いです。こういう場合、まだ青にならないから交差点に入ったところでブレーキを踏むのですが、そのタイミングで信号が青に変わるので、最初から青に変わるのを待ってからクルマを進めた方が結果的には早いというケースが多いです。
  • そしてこの手のクルマの多くが何故か「制限速度を頑なに守って走る」という不思議。「制限速度を守るなら信号も守れ」と言いたくなります。

細かく挙げると他にもありますが、ここまで紹介したのは「迷惑ではあるけどさほど危険ではない行為」なのでまだマシな方です。

ここからは危険につながる(下手をすると事故に繋がりかねない)迷惑な運転行為のワースト5を紹介します。

■ワースト5位
細い路地に入るわけでもないのに(幹線道路の交差点でも)左折時に車体を大きく右に振ってから左折するクルマ

  • 内輪差を気にした左折時の条件反射動作になっているのでしょうが、こういうクルマはまず間違いなく右後方を確認せずに車体を振っているので、片道2車線の道路でこれをやられると追越車線を後ろから走って来たクルマがビックリします。驚いて反射的に右に避けたら対向車と接触してしまって事故になる危険性もあります。
  • これまで見た中で一番酷かったのは、片道1車線の道路で反対車線にまではみ出してから左折していたクルマ(普通の乗用車)。そこまでしないと左折できないドライバーには運転免許を返上して欲しいものです。

■ワースト4位
停止可能な距離で黄色信号に変わったのに交差点に突っ込んで行く

  • 前をトロトロ走っている(制限速度で走っている)クルマ(大体が軽自動車)が赤信号ギリギリで(もしくは赤信号になっているのに)交差点に突っ込んでいく光景をよく見ます。私だったら絶対にブレーキを踏むタイミングでも止まらずに突っ込んでいくんですよね。「制限速度を守るくらい安全意識が高いなら赤信号ギリギリで突っ込んで行くな」とツッコミたくなります。
  • 東京や大阪でもこういうクルマは見かけたけど、走行スピードを考えると急ブレーキで止まる方が却って危ないケースも多かったように思います。あるいは信号が赤になる前に渡ろうと加速していくケースですね。でもこっちの奴はスピードを出しているわけではないのに止まらないというか、止まるつもりがないのです。そもそもクルマの台数が少なく交差点も狭い(すぐに渡り切れる)という道路状況が大きいとは思いますが、制限速度よりも信号を守る方が重要だと個人的には思いますけどね。もしかしたらこっちの人は「黄色信号は青信号と同じ」と思っているのかもしれません。
  • 信号に関連する話題だと、工事信号(工事現場の臨時信号)を守らないクルマが結構います。見通しの良い工事現場だと信号は無視するし(赤信号なので止まっていたら追越していかれたこともある)、見通しの悪い工事現場だと青信号に変わる前にフライングスタートする奴らです。

■ワースト3位
一時停止をしないで脇道から左折合流をしてくる

  • そもそもなんですけど、脇道から左折合流をしてくるタイミングが遅いためにブレーキを踏まなければならないことが非常に多いのです。かなり前方に左折合流のクルマがいるのを発見したけど動き出す気配がないので速度を落とさずに走っていたら、いきなり合流してきてブレーキ踏んだということが頻繁にあります。
  • これは対向車の右折時にもよくあることで、とっとと右折すれば良いのにグズグズしていてこちらがブレーキを踏まなければならなくなるタイミングで右折してくる奴らです。
  • そういうケースがあまりに多すぎると言うことは、どうもこっちのドライバーの中には「それが常識だ」と思っている人達が多いのでしょうね。「周りのクルマにブレーキを踏ませないような運転を心掛ける」という意識なんてこれっぽっちもないみたいです。
  • そしてこれに輪をかけて危ないのが、脇道(あるいはCVSなどの店舗駐車場)から左折合流してくる際に全く一時停止しないで入ってくるクルマ。当然一時停止すると思って走っていたらそのまま入ってくるので、「えっ、嘘でしょ!?」となります。しかも合流後に制限速度まで素早く加速してくれるのならまだしも、後ろのクルマの走行速度なんか全く気にすることなくノロノロ加速するので、危ないのに加えて本当にイライラします。

■ワースト2位
右折車線があるにもかかわらず走行車線から右折する

  • これに遭遇した時は「マジ?」って思いました。走行車線を走っていたら、右折車線がある交差点手前で前のクルマがいきなりブレーキを踏んだので私も慌ててブレーキを踏みました。何事かと思ったら、徐に右ウィンカーを出し、しかも対向車がいたので走行車線にそのまま止まっているのです。そもそも走行車線から右折するなんて論外だし、その時は右折車線にクルマはいなかったので右折車線にクルマを寄せれば良いのに...。
  • 免許を取ってから40年以上になるけどこんなクルマに遭遇したのは初めてで、その時は「何考えてるんだろう」と思ったものですが、驚くことにこの1年の間に走行車線から右折するクルマに3回も出くわしました。
  • 直近は3日前のことで、駅前の交差点を右折しようと右折車線の先頭で対向車が切れるのを待っていたら、左の走行車線にいたクルマも何故か止まっているのです。対向車が切れたので右折したところ、左のクルマも右折してきたのでびっくりしました。そこは駅前交差点なので、私だったら一旦左折して駅前ロータリーに入り、それから直進して行きたい道に進むと思うけど、そのクルマは後ろのクルマの迷惑とか関係なく自分の都合だけを考えて運転しているわけです。一体、何なんでしょうね。

■ワースト1位
右左折する直前でウィンカーを出す

  • 走っていたら信号も何もないところで前のクルマがいきなりブレーキを踏むのでこちらもブレーキを踏むと、直前でウィンカーを出して左折(もしくは右折)するというケース。先にウィンカーを出してくれれば「曲がるんだ」と思って予めスピードを緩められるのに、ウィンカーを出す前にブレーキを踏むからビックリするわけです。
  • これは本当に多くて、運転しているとほぼ毎回遭遇します。正直ここまで多いと、この辺の自動車教習所ではそう教えているのではないかと思うくらい。
  • そもそもウィンカーって周りのクルマに自分のクルマの動きを予め知らせるためのものなのだから、曲がる直前に出したのでは意味がありません。この手のドライバーって「曲がる時の儀式としてウィンカーを出せばそれで良い」と思っているように感じられてなりません。
  • あまりに頻繁にあるので、ヤバそうなクルマが前にいる場合はこれまで以上に車間を取って走るようにしていますが、「右左折する時はブレーキを踏む前にウィンカーを出す」というたったそれだけのことで後ろ(周り)のクルマが運転しやすくなるのだから、本当に直して欲しいと思います。

念のために書いておきますが、多くのドライバーは常識のある方々です。でも上記のような「周りの状況なんて考えてなくって自分のことしか頭にない」ようなドライバーが多いのは間違いのない事実です。

それと「リスクマネジメントの優先順位が一般の(少なくとも東京や大阪の多くの)ドライバーとはかなり違う」人達が多いような気がしてなりません。
「制限速度を順守する」ことはある意味立派なことだとは思うけど、それよりも「信号を守る」とか、「一時停止しなければならないところではちゃんと一時停止する」とか、「定められた走行区分帯に従って走る」とか、「周りのクルマへの影響を考えながら走る」ことの方がよほど重要だと思うのは私だけでしょうか?

今回は愚痴ばかりになってしまい申し訳ありませんでしたが、「富山ってある意味東京よりも走りにくいかも」と言うお話でした。