memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

DIGA DMR-UBZ2030の追加導入

BD/HDDレコーダーは2015年に導入したDIGA BRZ2000と2010年に導入したBWT3000の2台を使っています。メインはBRZ2000で、BWT3000は坂道グループ冠番組の録画専用です。


この2台のうちメインのBRZ2000がおかしな挙動をするようになりました。録画した番組やディスクは問題なく見られるのですが、TVチューナーがブラックアウトして何も映らなくなることがあります。十数秒くらいするとまた映るようになるものの、何か操作をすると再び映らなくなったりならなかったり...。


今のところ予約録画はちゃんと録れていて、リアルタイムにTV放送を映すときだけ問題が生じます。ただ、毎回必ず起きるわけではないし(症状が発生したときはTV本体のチューナーで見ればよい)、番組録画には問題が無いので、大きな支障があるという訳ではないものの、不具合が拡大して録画に支障が起きることも十分考えられるため、大事をとってもう1台BD/HDDレコーダーを導入することにしました。


私はDIGA派なのでPanasonicのサイトで最新のDIGAを調べたわけですが、新製品はチューナーが6つとか7つもついた全録タイプが主流で、製品の位置づけもBD/HDDレコーダーからおうちクラウドサーバーにシフトしているようです。


個人的に全録は全く必要ないし、おうちクラウドも不要です。なので純粋なBD/HDDレコーダーに近い機種で、かつ映像/音声の品質が高そうなものを探したものの、良さそうな機種が見つかりません。


私のニーズに一番近いのはDMR-UBZ1ですが、これって2015年の機種だし価格も未だに20万円位(最安)するので、流石にどうかと思います。今年のモデルでなくてもかまわないけどせめて昨年のモデルにはしたいわけで...。


どうしても必要な機能としては、同時録画3番組以上、デジタル音声出力(最低限TOS、できれば同軸も)、マスターグレードビデオコーディング対応、お部屋ジャンプリンク、HDDが2TB以上の5つ。
映像や音声関連の各種機能は最新/高スペックであることが望ましいという条件でいくつかの機種を比較した結果、UBZ2030にすることにしました。昨年10月発売のモデルなので、まあ新しい機種の範疇ですね。


スペック的には今使っているBRZ2000とほぼ同様ですが、Ultra HD Blu-ray再生対応、HDMI出力が2系統(映像/音声の分離出力が可能)という点がBRZ2000よりも進化しています。
TV自体が4Kに対応していないのでUltra HDは宝の持ち腐れにはなりますが、いずれは今のプラズマを4KTVに買い換えることになるので、その時のお楽しみにしておきましょう。


amazonでの価格が約6万4千円で、BRZ2000を買ったときとほぼ同じですから、やっぱりBRZ2000の後継機種という感じですね。
価格.comでみると6万円ちょっとで販売している店もありますが、振込とか面倒なのでサクッとamazonで購入。先週の月曜日の夜に到着後、すぐにセッティングを開始しました。


使ってはいないけどAVラックに置いたままにしてあったBW800(2007年導入)を撤去し、その場所にBRZ2000を移動。UBZ2030はBRZ2000の場所(BWT3000の上)に設置するという方針で作業を行ったのですが、AVラックにはオーディオ/AV系の電源をまかなうP10、BD/HDDレコーダーが3台、TV用外付けHDD、HDMIセレクタ、AppleTV、そしてTVが置いてあるため、AVラックの裏側は各種ケーブルが迷走して混沌を極めています。


一度AVラックを引き出して配線を全部外し、それから新たにやり直せば良いことはわかっているものの、AVラックを引き出すためにはオーディオの電源ケーブルも全部外さないとならなくなり、とてもじゃないけど短時間でできる作業ではありません。


そこでAVラックは動かさずに作業を行ったのですが、結構大変な作業でした。3台のBD/HDDレコーダーの取説を横睨みして端子位置を確認しつつ、懐中電灯と鏡で実際の端子の位置を確かめながらAVラックの前側から裏に手を伸ばして結線していくのは至難の業で(特にねじ込み式のアンテナケーブルが大変でした)、結局2時間ほどかけて結線作業が完了。


それからラック内の機器を立ち上げてちゃんと結線できているかどうかを一つ一つ確認し、全ての作業が終わったのは23時頃でした...(^_^;



※翌日の朝に撮影。上段左上がUBZ2030、その下がBWT3000、右側にあるのがBRZ2000で、その上左がSONYHDMIセレクタ、右側がIOデータのUSB-HDDとAppleTVです。


UBZ2030の感想についてはいずれ書くかもしれないけど、1週間ほど使ってみた感じでは、映像はBRZ2000とさほど変わらないものの(デフォルト設定だと僅かに色が薄めかも)、デジタル音声出力をオーディオシステムに入れた時の音がパリッとシャープなのが印象的です。もしかするとエージング不足の影響があるかもしれませんが、映画を見るには良い感じ。


現時点ではBRZ2000も番組録画は大丈夫なので、4月〜6月クールのアニメはこれまで通りBRZ2000で録画し、WOWOWの映画や新しく録画予約する番組はUBZ2030を使い、メイン機器を徐々にUBZ2030へとシフトしていくつもりです♪