memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Anker Soundsyncで深夜に映画を

ここ数年ほど睡眠障害気味で、夜中の2〜3時頃に目が覚めた後、朝方まで寝られないということがよくあります。


無理に寝ようとするとますます眠気が遠ざかって結局は寝られないので、そんな時は諦めてリビングに行き、本を読んだり、録画してある坂道グループの冠番組(「乃木坂って、どこ?」「乃木坂工事中」「欅って、書けない?」「ひらがな推し」「NOGIBINGO」「KEYABINGO」など)を見直したり、あるいはYouTubeを見たりします。


眠気が出てきたらBluetoothヘッドフォン(Sony WH-1000XM2)に切り替え、ソファーで横になって目をつぶって音楽を聴いているとそのうち寝てしまいます。


しかしながら坂道グループの冠番組(300本弱は録画してある)も面白い回は何度も見たので、できれば映画を見たいと思っていたのですが、流石に深夜なので大きな音を出すわけにはいきません。バラエティなら声が聞こえるくらいの音量で十分ですが、映画はもう少し大きな音で楽しみたいですからね。


Bluetooth送信機をTVにつけてWH-1000XM2で音を聴くことも考えたのですが、Bluetooth送信機ってアナログ入力しかなかったり(TVのイヤホン端子の出力を使わざるを得ない)、高音質のコーデックに対応してなかったりして、気に入ったものが見つかりませんでした。


そんな中、AnkerからまさにピッタリのBluetooth送信機が発売されました! 正確には送受信機で、送信機能と受信機能を切り替えることが可能。しかもTOSLINKの入出力端子が付いていて、aptX、aptX HD(Bluetoothコーデック)にも対応しているので、TVのイヤホン端子の音を飛ばすよりも高音質が期待できます。


発売日の6/15にネットニュースでその存在を知り、amazonにて速攻で注文。運良く初日限定500個・20%オフのキャンペーン価格にて購入することが出来ました。


昨日、Synology RT2600acのセッティングが終わってから、Soundsyncのセッティングを実施。まあ、ケーブル1本つなぐだけなんですけどね。




・本体、充電ケーブル、光デジタルケーブル、ミニプラグケーブル、ミニプラグ〜RCA変換ケーブル、説明書


付属の光デジタルケーブルはしょぼいのでそのうち別のものを調達しようと思いますが、とりあえずはこのケーブルを使ってAV機器の音声を全て出力可能にしてあるaudio-technicaのデジタルオーディオセレクターに接続。



Soundsync本体前面のスイッチを2秒押して電源を入れ、さらに2回押してBluetoothペアリングモードに移行しWH-1000XM2とのペアリングを実施。SoundsyncのブルーLEDの点滅が4回だったので、aptX HDで接続されたようです。


それからWOWOWで放送していた安室奈美恵のコンサートを試聴してみましたが、音質はまあまあという感じですかね。デジタルケーブルを交換すればもう少しマシになるかもしれませんが、3千円強の投資で得られる音質であることを考えれば十分なレベルでしょう。


機能的にはSoundsyncを受信モードにして、光デジタル出力をMA1 DACの空いているTOS入力に入れてやれば、WM1ZやiPhone/iPadの音をオーディオシステムから出すことも可能ですが、そんな使い方をすることはまず無さそうなので、我が家では送信専用機として使うことになりそうです。


ちなみにヘッドフォンで安室奈美恵のコンサートを聴きながら家の中を歩いてみましたが、リビング内はどこでも綺麗に聞こえるものの、部屋を出て寝室に向かう途中で「ブチッ、ブチッ」という結構大きなノイズが断続的に発生しました。Soundsyncから直線距離にして6mくらいだと思うけど(スペック上は見通しの良い場所で10m)、電波が隣の部屋を横切ることになるため感度が落ちるのでしょう。まあリビング内で使えれば十分ではありますけどね。


夜中に目が覚めて寝られなくなるのは本当は勘弁して欲しいけど、新たな楽しみが出来たのでちょっとだけ待ち遠しいかも。