夏の終わりとともにモチベーションが低下し、何か新しいことを始めるのが億劫になっていました。ブログも前回の更新から3週間ほど空いてしまいましたが、こんなに空いてしまったのはブログを立ち上げてから(恐らく)初めてです。
でも1週間ほど前からようやく復活傾向になってきたので、久々にブログを更新することにしました。とは言えオーディオに関しては全く動きが無いため、最近手に入れたものを紹介しようと思います。
これは4〜5年前に富山空港で購入した高岡市の「能作」というブランドの錫製ぐい呑み。高岡には親戚もいて馴染みがあり、「能作」を最初にテレビで知った際に(広い意味での)地元振興も兼ねて何れ購入しようと思っていました。裏返すと立山連峰のイメージが象られています。
ちなみに「能作」で一番有名なのは恐らくこの「KAGO」でしょう。一見すると鍋敷きみたいに見えますが、錫の柔らかさを活かして曲げることができ、簡単にカゴになるのです。
で、「立山」は日本酒を飲む際に使っているわけですが、久しぶりに能作のサイトを見てみると製品ラインナップが随分拡がっていました。その中で見つけたのがこの「桜島」というタンブラーです。「立山」とは違って内側に桜島の御岳が象られているという仕様。約220ccの容量があるので、白ワインを飲むのに使えそう。
「立山」と「桜島」を並べてみたところ。どちらも厚みがあるため重量は「立山」が約125g、「桜島」は約300gもあり、手に持つとずっしりとした重みを感じます。
なお錫製品というのはイオン効果が高く、水を浄化し飲み物をまろやかにするといわれています。例えば錫の器に入れた水は腐らないとか、日本酒とワインに多いフーゼル油(アルコールを醸造する際に生成される揮発性成分)を溶かす作用があり、日本酒やワインを入れるとフーゼル油特有のカドがとれ口当たりがまろやかになるそうです。
実際に飲み比べると(多分)誰でもわかるくらいの違いがあり、安いワインでも口当たりが円やか滑らかになります。オーディオによくあるオカルト系アクセサリーと違って「信者しか効果がわからない」ということはありません...(笑
またワインって時間が経つと酸化して味が変わってしまいますよね。
夜、ソファーに寝っ転がって白ワインをちびちび飲みながら本を読んだり映画を見たりしていると、ついつい眠くなって小一時間ほど寝てしまうことがよくあります。グラスにはまだ白ワインが残っているので勿体なくて飲み干すのですが、酸味がきつくなってしまって美味しくありません。でも錫のタンブラーを使うとそんな時でも味の変化がほとんどなく、飲み残したワインもそれなりに美味しく飲めるのです。
尤も、美味しいワインを飲む際には当然ながらリーデルのワイングラスを使いますが(錫製タンブラー形状では液色も香りも楽しめませんからね)、安いワインを楽しむのにはお薦めできると思います。
能作 立山のぐい呑-L 60cc 〔錫100%〕 501283
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