LyraIIと迷ったあげくに選んだのは、Beyerdynamic & Astell&Kernのコラボレーションモデル「AK T8iE MKII」です。
今回の選定条件は、
- 今使っているT20よりも情報量、解像力が高いこと
- Astell&Kern AK70(DAP)が装備している2.5mm4極バランス端子が使えること(リケーブル可能であること)
- ダイナミックドライバー型(マルチのBAはあまり好きでは無いので)
- 予算は10万円前後(中途半端なものを買うと結局は上位機種に買い替えることになるので。ヘッドフォンで懲りました...(^_^;)
の4つ。
以前書いたように元々LyraIIに興味がありましたが、LyraIIの付属ケーブルはアンバランスなのでMMCX-2.5mmのバランスタイプのリケーブルを別途購入しなければなりません。そうすると、価格的にAK T8iE MKIIが視野に入ってきて、非常に迷ったという次第。
ちなみにAK T8iE MKIIはAstell&Kernとのコラボレーションモデルということもあって、アンバランスケーブル以外に2.5mm4極バランスケーブルも付属しているため(とりあえずは)リケーブル購入の必要はありません。
AK T8iE MKIIが届いた今現在でも「LyraIIの方が良かったかな...」という思いがあるくらいLyraIIには惹かれるものがありますが、どちらも聴いたことが無くてネットのレビューだけを頼りに選ばなければならないという状況下において、Astell&Kernとのコラボレーションモデルであることには安心感がありました。
それとBeyerのテスラドライバーは、現用ヘッドフォンの1つであるT1の音から推測するに情報量と解像力が高いことは間違いないですしね。
もしかしたらいずれLyraIIも手に入れにかかるかもしれませんが、とりあえず今回はリスクが低い方を選んだというわけです。
箱は2段組になっていて、下段を引き出すとレザーケース、イヤーチップ、ケーブルクリップが入っています。
おむすび型(イヤーシェイプ)の本体。同じメタリックのT20とは違って光沢仕上げです。
ポート(?)は楕円形でした。ちなみに付属のシリコンイヤーチップの穴の形状もポート形状に合わせた楕円形になっています。
付属のイヤーチップの形状が気に入らないので、T20にも使っているスパイラルドットを装着。
T20と並べてみました。本体の大きさはそんなに変わらないけど、形状とケーブルの太さは随分違います。
付属のケースは保管しておいて、持ち運びにはオーディオテクニカのケースを使う予定。写真はT20に使っているものですが、問題なく収納できることが確認できたので、AK T8iE MKII用に色違い(シルバー)を注文しました。
最終的にはバランスケーブルを使うつもりですがそれは今後のお楽しみにして、とりあえずアンバランスケーブルをつけて現在エージング中。
エージング前にちょっとだけ聴いてみましたが、高音も低音も伸びが悪くてナローレンジな音でした。
ただ、「情報量と解像力が高いモデルを買おう」と思うにいたった原因である“ある曲”を聴いてみたところ、T20で感じていた不満は全く感じなかったので、少なくとも解像力は高そうです。「エージングが進めばきっといい音になるに違いない」と思いたいですね。
システムエンハンサーをリピートして6時間ほどエージングをしてから試聴してみる予定。楽しみです♪
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