弘前城の天守が動いていた!?

カンファレンスに参加するため弘前に行きました。木曜の15時半ころに東北新幹線で東京駅を出発、新青森駅で奥羽本線に乗り換えて、弘前駅には20時頃到着。その日は駅前の居酒屋で同僚と晩飯を食べて予定終了。日本酒が美味しくてついつい飲み過ぎたため、0時過ぎにホテルに戻ってからはバタンキュー状態でした。

翌金曜。前日の飲み過ぎの影響が残っていて全く食欲がわかないため、朝食は珈琲1杯で済ませました。カンファレンスは13時からなので午前中に皆で弘前城を見に行ったのですが、タクシーの運転手さんの話では弘前城の天守の位置が本来の場所から動いているとのこと。天守下の石垣が外側に膨らんできて崩落する危険性があるため、それを修理するためだそうです。明治から大正にかけて一度修理していて、今回は2度目らしいです。
※弘前城石垣修理事業のホームページ

本来はこの石垣の上に天守（400トン）があるのですが、3ヶ月かけて本丸側に70m動かしたそうです。石垣は一度解体して組み直すらしく、そのため石垣の石には黄色の印（多分元の位置を記したもの）がついていました。石垣を修理して天守を本来の位置に戻すのに5年かかるようです。