母が年老いてきたので昨年のお正月からおせちは通販で購入することにしました。
昨年買った「博多久松」の冷凍おせち（和洋折衷：4人前42品 16,800円）が好評だったので、今年も同じ店で購入。ただし前回の経験から和食のみの高級版（3人前33品 19,000円）にしました。ここのおせちは洋食よりも和食の方が断然美味しいと思います。
予定通り30日の夜に到着。すぐに段ボールから出して庭に面した廊下（富山なので気温7度以下）に置いておくと1日の朝には見事に解凍されていました。
高級版だけに素材はグレードアップしており、味も相変わらず美味しかったのですが、「4人前→3人前、42品→33品」と量が減っている分、お重も少し小ぶりになり（ただし紙のお重から木のお重にグレードアップ）、見た目はちょっと寂しかったかも...。実際に食べるのは2人なので量的には十分なのですが、お正月だけに見た目が寂しいのはちょっと嫌ですね。
というわけで、来年は質だけでなく量も考慮して選ぼうと思った次第。
ところで年末のテレビでプロトン凍結という技術が取り上げられていました。凍結器の上下方向に磁場をかけ、前後方向に電場をかけることによって細胞内の水分子を整列させ、凍結時の細胞破壊を防ぐことでドリップを最小限にとどめ、味（旨み）を損なわないようにする次世代の凍結技術だそうです。
昨年購入した時に「なんでこんなにきれいに解凍できるんだろう」と不思議に思ったのですが、ようやく腑に落ちました。このおせちって（おそらく）プロトン凍結で冷凍されてるんですね。技術の進歩って素晴らしいです。
