memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

DACを切り替えて楽しめるようにしよう #2

Oracleのデジタル出力をMeitner MA1 DACOPPO 105JPの両方に入れてDACの使い分けをするためには、MA1をOracleの直下の段に置いて50cmのデジタルケーブル(Valhalla AES/EBU)を使えるようにしなければなりません。しかしながらMA1に使用しているAET SIN ACの長さが1.2mしかないのでOracle直下の段まで届かない、というのが前回の話。


物理的に届かないものは解決のしようがないので、MA1に使用しているSIN AC(1.2m)と、PL-Lに使用しているAC LANDA RH(1.5m)を交換して音の変化を確認してみることにしました。もしその音に不満がなければ、ラック内の機器レイアウトを変更してDAC切り替え環境構築に着手します。


結果は、交換後の方がややハイファイ調(音調が僅かにクール寄りになり、最低音の伸びは深くなったが、情感の演出性が若干下がった)になりました。比較するなら交換前の方が好きな音なんだけど、まあギリギリ許容範囲かなぁ。


どちらかに固定するという2択だったら選ばないけど、とりあえず今回はDAC切り替え環境を構築してみたいという思いが強いので、ここは妥協することにしました。でもって実際にDACの切り替えをやってみて、面白い結果にならなければ(面倒だけど)元の状態に戻そうと思います。


ということで機器レイアウトを変更しました。




以前とは、MA1 DAC(上から2段目)とOracleの外部電源(上から4段目)の位置が逆になっています。


さて、次は50cmのValhallaデジタルケーブル(AES/EBU)の音の検証に移ります。
ヘッドフォンシステムからValhallaデジタル(AES/EBU)を外してきてOracleとMA1の間に接続。Oracleのデジタル出力2系統はどちらもMA1に入っており、もし2本のValhallaに差がなければ(言い換えるなら、50cmのValhallaが本物だったら)、SPDIF(RCA)の方をOPPOに、AES/EBUの方をMA1に接続して、DAC切り替え環境の完成となるわけです。


しかしながら比較試聴の結果は、判断に迷う、実に悩ましいものでした。


〜つづく