今度はそれなりに機能していると思われる仮想アースver.2を試聴してみました。試聴に使用したのはおなじみのARIA〜ピアノコレクション〜スタジオーネの8曲目。ノイズフロアの低下や響きの質の変化がわかりやすいからです。
とりあえず仮想アースを繋がない状態で冒頭15秒ほどを3回試聴。それから仮想アースを繋いで2回試聴。さらに仮想アースを外して2回試聴しました。
で、その効果ですが、多少響きの透明感が増す気はするけど、明確な差はわかりませんでした...。_| ̄|○
その後、別のCDを試聴したり、PL-L本体のアース端子ではなく、Oracleの外部PSU、PL-Lの外部PSU、MA1 DAC、P10の筐体に仮止めして試してみました。プラセボである蓋然性が高い中で敢えて言うならば、MA1-DACでの音の変化が一番大きかったように思います。でも明確に効果がある(音が変わる)と言い切る自信はありません。
この結果から得られた仮説は2つ。
1)我が家のメインシステム環境では仮想アースの効果自体が薄い
→全ての機器の電源をP10から供給していることが影響している?
2)仮想アースver.2の効果自体が弱い
仮説を検証するため、次の週末は仮想アースをヘッドフォンシステムに移設して試してみることにします。
もし効果があるようであれば、仮想アース自体は機能しているけれどメインシステムでは効果が薄い、という仮説1が正しいと思われます。
逆にヘッドフォンシステムでも効果が薄ければ、仮説2が正しいという蓋然性が高くなります。その場合は仮想アースの中に水を入れ、備長炭粉を固めて銅板に密着させる施策を試してみます。これでもだめなら仮想アースは諦めましょう。
色々やってはみたものの、結局は無駄な投資に終わってしまう気配がプンプン漂ってきましたが、果たしてどうなることやら。