作ってはみたものの効果がよくわからない我が家の仮想アース。そもそも仮想アースとして機能しているのかどうか気になったので、抵抗を計測してみました。
その前に我が家の仮想アースの構造をおさらいしておきましょう。※詳細はこちらとこちらをご覧下さい。
■第1層(最下層)〜第6層(最上層) 内容量:縦21cm×横33cm×高5cmくらいなので約3.5リットル
第6層 炭粒(1mm)
第5層 炭粉
第4層 銅板(200mm×315mm) ※銅板中央にアースケーブル(2芯)をハンダ付け
第3層 炭粉
第2層 炭粒(1mm)
第1層 トルマリン原石
アースケーブルのYラグと仮想アースの第6層(表面よりやや下)にテスターピンをあてて計測してみたら、何と5MΩ!
そこからテスターピンをどんどん深く刺していくと多少数値は下がるもののやはりMΩオーダーで、銅板に届くと(当たり前だけど)0Ωとなります。
ということは、仮想アースとしてほとんど機能していない(アースケーブルと銅板の分だけ機能している?)ということでしょうか。
次に最上層の上に段ボールを載せ、その上に片足を載せて体重をかけてみました。できるだけ密着度を高めようという目論見です。
それから再度計測しましたが、MΩオーダーは変わらず。何かおかしいような...。
そこで最後の手段として水を入れてみました。最初は霧吹きで湿らす程度にしていましたが、多少抵抗値は下がるものの大きな変化ではないので、最後はペットボトルに水を入れてきて上から少しずつかけることに。
量でいうと250mlくらい入れたところで再計測してみると、0.5MΩの数値が。水を入れることで抵抗値は1/10位に下がったものの、それでも話になりません。せめて10Ω、できれば5Ωくらいにならないと...。
どうにも腑に落ちないので購入した炭についてHPで確認してみたところ、何と購入した商品は備長炭ではなく、
『備長焼竹炭粒/粉』
だったのでした...(~_~;)
要するに備長炭で焼いた竹炭です。字面に惑わされ間違って買ってしまった...(T_T)
※ちなみに7/28の日記にはちゃんと『備長焼竹炭』って書いていました。コピペしたので気づかなかった...。
でも竹炭だって導電性があるんじゃないかと気を取り直して調べてみたところ、確かに竹炭でも導電性が高いものはあるみたい。
そこでもう一度ホームページをみてみると、「竹炭パウダー7.5ミクロン(4,752円/Kg)」という商品があって、それについては抵抗値10Ω以下を謳っていますが、どうも他の商品は導電性は低そうな感じ。
つまり、仮想アースの効果がほとんど感じられなかった理由は、使った『炭』が原因だったようです。
原因がわかって気持ちだけはスッキリしましたが、我ながらバカですね。
唯一の救いは「ほとんど効果を感じない」という感想は、結果的に正しかったということ。自分の耳もまんざら捨てたものではないかもしれません。
というわけで、仮想アース製作はやり直しです。こうなったら意地になってもう一度作ります。
中に水を入れちゃったので今の炭を処理するのが大変そうですが、ケースと銅板&アースケーブルはそのまま再利用し、備長炭だけ調達してリトライ!
既に備長炭粉は手配済みで在庫があれば今週中には届くでしょう。今度こそ仮想アース完成と相成りますでしょうか?