ゴールデンウィーク中にやろうと思っていたサンシャイン制振ボードのアーシングですが、壁コンセント周りの強化を優先したため後回しになってしまい、今週末にようやく実施できました(^_^;
現状サンシャイン制振ボードはAタイプをPL-L(インシュレーターはD-Prop Extend)の下に敷いています。こいつがアーシングのターゲットですが、Aタイプにはビス留め用の穴が空いていないため、ウェルフロートボード導入前にスピーカーに使っていて今はお蔵入りになっているBタイプの制振ボードに交換。Bタイプには短辺のそれぞれ中央の2カ所とコーナー1カ所に穴が空いているのでこれをビス留めに使用。
ボードの穴は短辺側の穴よりもコーナーの穴の方が少し小さくなっており、手持ちのネジ(パソコン用の部品)をいろいろ試してみた結果、コーナー穴であればピッタリねじ込めるネジを発見。ちなみに短辺側の穴だと手持ちのネジの径が全て少し小さく、スカスカになって留められませんでした。
制振ボードにはPL-L本体と電源ユニットを載せるため、クアドラスパイアの棚板に対して縦長方向に置いています。ボード上の手前側に本体を、奥に電源ユニットを配置。PL-Lのアース端子は左側面奥になるので、ボードコーナーの穴が左奥に位置するようにボードを設置すればPL-Lのアース端子と最短になります。
アーシング用のケーブルには、これまた手持ちで余っていたnordost spellbinder(18AWG単線×2)をバラして使用。
ネジにspellbinderを巻き付けて半田付けします。
それからBタイプのボードをコーナー穴が左奥になるように設置し、ネジを穴にねじ込んでからケーブルをPL-Lのアース端子に接続して準備完了。
ちなみにボードの塗装は非導電性なので、穴の内側はやすりで少し削って内部の金属が露出するように予め加工してあります。
それからCDを2枚ほど試聴してみたのですが、若干見通しが良くなって楽器の音がハッキリしたかなという感じ。低音は少し締まった(その分量感は減った)気もします。
まあ悪くは無さそうなのでこのまま使うことにしました。
ここまでが土曜の午後の話で、ここからが日曜の午前中の話になります。
サンシャイン制振ボードのアーシングって巷ではどの程度の効果があるのだろうと思ってネットで調べていたのですが、その過程でメーカーのサイトを訪れたところ、マグネシウム製の新製品が出ていました。厚みも4mmと、Bタイプの1.4mm、Aタイプの0.6mmに比べて随分厚くなっています。
これいいなぁと思いつつ、従来タイプとの違いを知るためにA,Bタイプの説明を読んでいたところ、驚くべき情報を発見! なんと制振ボードには裏表があったのです。制振ボードは2枚の厚みの異なる金属を重ね合わせているのですが、厚い方が上になるように使うのが正しいようです。
Aタイプは表裏で色が異なっていてクリーム色が表側とのこと。これまでPL-Lの下に敷いていた状態は、結果だけみれば正しかったのでホッとしました。
一方のBタイプは表裏とも同色なのでボードの側面を見て判断するみたい。
そこでもう1枚余っているBタイプのボードを調べてみたところ、確かに厚い金属と薄い金属が貼り合わせた構造になっており、厚い方を上側にした場合の穴の配置を確認すると、縦長配置の場合のコーナー穴は右奥もしくは左手前に来ることに! ということは昨日の配置は間違っていた(裏表が逆だった)ということです...(>_<)
ネジ止め用の穴が右奥になるということはPL-Lのアース端子との距離が長くなるため昨日作成したケーブルでは長さが足りません。
しかたがないので再度ケーブルを作り直し、ボードの裏表を逆にして再設置。それからケーブルをPL-Lに接続して作業完了。
果たして昨日と音は変わるでしょうか? 今日の夕方に試聴してみる予定です。
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