memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

帰省について

昨年末の帰省は大雪に見舞われ、高岡・射水神社への初詣の途中断念、さらには東京に戻る飛行機の大幅な遅れ等、雪に翻弄された帰省でした。


それに比べると今年の帰省は驚くほど平穏で、事前の天気予報を覆し2日は晴れ間さえのぞかせるという穏やかさぶり。気温も平年より温かく、ここ最近では一番過ごしやすい年末〜正月だったといえます。


そんなわけトピックスと言えるような出来事は無かったものの、今回初めてという“初物”が2つあったので書き留めておくことにします。


1つ目の“初物”はおせち料理
昨年までは母が全て準備してくれましたが、流石に歳をとってきて準備がきついというので、初めて通販のおせち料理楽天・博多久松 洋和折衷本格おせち料理 『西新』(42品))を注文しました。無論、生ものであるブリの刺身とか、お雑煮は別途準備したわけですが、その他の料理はこの通販おせちにて賄おうという試みです。


とは言うものの、実のところたいして期待はしていませんでした。そもそも冷凍らしいし、3段で16,800円ですから中身も味も高が知れているだろうと...。当たりだったら儲けもの。もし美味しくなければ外に食べに出ればよいくらいに思ってました。近所に元旦からやっている美味しい割烹がありますから、何とでもなるだろうと。


で、30日の夜。東京から送った私の着替え等の荷物と一緒にヤマト運輸さんがおせちを届けてくれました。段ボールを開けると風呂敷に包まれた銀色のお重が姿を現します。どうやらお重に盛りつけた状態で冷凍されている模様。そしてフタを開け母と2人で中身を見てみたところ、結構な量の料理が入っています。お重の大きさが思っていたよりも大きいし、また一つ一つの料理も美味しそう。でも実物を見たことで別の不安が湧いてきました。


「これってちゃんと解凍できるのだろうか?」


パンフによると風呂敷に包んだまま冷蔵庫に入れて24時間ほどで解凍できるとなっていますが、こんな大きなものを年末の冷蔵庫(食材で満杯状態)に入れられるわけがありません。もし東京だったら途方に暮れたところですが、幸いにしてここは富山です。平年より温かいとは言え、東京に比べれば寒いのです。とりあえず家の中でも一番寒そうな、庭に面した廊下に置いておくことにしました。おそらく気温は5〜7度ほどだと思うので、ほぼ冷蔵庫並みですからね。


でも懸念したのは解凍方法ではなく、解凍した後の状態の方です。果たして美味しく食べられるような状態になるのでしょうか? 


翌、大晦日の夜。ちょうど24時間を経過したところで状態を確認してみたところ、概ね解凍されているように見えるものの、一部食材は明らかにまだ半解凍状態です。とは言え、元旦まではまだ12時間あるので、このまま置いておくことにしました。明朝に至っても解凍が不十分なようであれば、すぐに温かい部屋の中に移せば何とかなるでしょう。


そしていよいよ元旦。お正月には欠かせないブリのお刺身(天然物なので養殖物とは歯ごたえと脂の質が違います)、自家製大根鮨、お雑煮、お屠蘇(といってもただの日本酒)を用意し、いざ、おせちを持ってきて開けてみたところ、ものの見事に解凍されていました。こんなにもきれいに解凍できるとは、正直驚きです。


早速いただきましたが、半解凍状態のものは一つも無く、歯ごたえもしっかりしています。また一つ一つの料理の味が想像以上に良くて驚きました。濃すぎることもなく薄すぎることもない絶妙な味加減で、かつ市販のものにありがちな味の不自然さ(化学調味料、添加物等々)も感じません。和食メニューに関しては、そこそこ美味しい小料理屋さんでいただくような味と評価できます。一方、洋食メニューはそれなりといった感じで、個人的には和食メニューの方が良くできていると思いました。


また食べてみてわかりましたがこのおせちには良い点がもう一つあります。それは料理が同じ大きさの紙容器に小分けされていること(伊勢エビのみ小分け容器3個分の大きさの容器に入っています)。普通のお重に入っているおせちだと、食べた後が空いてしまって見た目が良くありませんが、小分けされている故、空いた容器を取り出して別の料理をそこに入れれば見た目も悪くなりません。


ちなみに我が家は母と私の2人なので元旦と2日朝だけでは食べきれないと思い、いくつかの料理は端から解凍せずに冷凍庫に入れておきました。また元旦に食べたい料理を最初から1段に集めてその1段だけを食卓に持ってきました。残りは寒い廊下に置いたままなので傷むこともありません。


結果的には私も母もこの味と量には大満足でした。来年も同じ店で注文するかどうかはわかりませんが(メニューが同じだと新鮮味が無い)、通販で購入することだけは既に確定です。


●【博多久松】和洋折衷本格料亭おせち

※写真は(45品・15,800円)のもので私が注文したものとはメニューが異なりますが、見た目は大体こんな感じなのでご参考まで。
http://item.rakuten.co.jp/hisamatsu/2009hakata/




さてもう1つの“初物”はボーイング787-8です。
昨年6月に羽田〜富山間に就航しましたが、お盆の帰省では残念ながら往き帰りともにB767-A300だったので年末の帰省時には乗ってみたいと思っていました。そして今回は幸いにも往き帰りともにB787-8でした。



羽田空港で機体に向かうバスから撮った写真。ガラスに青い色がついていたため色調整したものの、まだ色味が変ですね。



バスを降りてから撮った写真。787のロゴが大きいのが印象的。



エンジン前部。黄色の渦巻きが面白かったので。


往路はエコノミークラス(12D)、復路はプレミアムクラス(1H)に乗りましたが、残念なことに感動はありませんでした。期待していたシートモニターはついていないし、座席もB767-A300との大きな違いは感じないし...(むしろエコノミーシートは前の座席との間が狭い気さえした)。羽田〜富山間は1時間弱のフライトなので、長距離を飛ぶ機体とは違って座席周りの機能が省かれているみたいです。


明らかな違いがわかったのは読書灯がLEDだったこと、上部バゲッジスペースが少し高い位置にあること、そして飛行中の気圧変化が小さいこと。あと、座席がエコノミークラスは3-3-3の横9席で、プレミアムクラスは2-2-2の横6席である点も違いますね。767-A300は、エコノミーが2-3-2の7席、プレミアムは2-1-2の5席だったはずなので、1列あたりの座席数が増えています。横幅が広いということなのでしょう。


気圧変化が小さい点に関しては、耳抜き必須の私にとってはとても助かりました。耳抜きがうまくできないことがたまにあって、そうなると痛くて仕方ないんですよね。今回は耳抜きしなくても大丈夫でした。
ちなみに往復ともに廊下側の座席だったので、窓の電子カーテンは確認できず。


というわけで、期待していたほどでは無かったB787-8でした。普段は素早く降りられる廊下側の席を好んで確保するのですが、今年のお盆は窓側の座席を確保して電子カーテンを確かめてみようと思います。あと、プレミアムシートは2列目だとモニターがついている可能性があるので、それも確かめてみることにしましょう。