memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

いくつかのトライアル

スピーカーケーブルとインターコネクトケーブルの変更により、今年の強化計画はほぼ完了だと思っていたのだけれど、じっとしていられないのがオーオタの性。細かなトライアルをいくつか始めました。


電源ケーブルの入れ替え
土曜日。6日ぶりにメインシステムに火を入れてCDを聴いたところ、中域過多の変なバランスに聞こえました。アンプの暖機が十分でないのかと思い、1時間程小さな音で音楽をかけ、再度試聴。やっぱりちょっと中域が強すぎるような気がします。この月〜金はメインシステムの音を聴かなかったので、耳がニュートラルにリセットされたのかもしれません。
このままじゃダメだなと、MA1 DAC電源ケーブルNBS OMEGA0)とOPPO 105JPの電源ケーブル(AC LANDA+Oyaide P/C-037)を交換。結果、中域が多少スッキリしてバランスの悪さがかなり改善されました。やっぱりインターコネクトケーブルをPEIにした影響があったのかもしれません。
で、とりあえずの不満は解消されたわけですが、もう少し何とかできるかもしれないという思いが沸々と。実は以前からトライしようと思っていて最近まで忘れていたことが2つあります。1つはES105Aのケーブル。もう一つはmementoのスタンドベース後部を持ち上げる(後傾を無くす)のに使用しているスパイク&スパイク受けです。
というわけで、まずは1つ目にトライすることにしました。


●ES105Aのケーブル
ES105Aのケーブルは、Nordost Spellbinder、オーディオテクニカAT-ES1400、タンノイ内部配線用の銀撚り線という変遷をたどってきましたが、実は今のタンノイ用銀線に交換する際、本当は三菱電線のCX-1にするつもりでいました。しかしながら3mの長さだと特注になり、見積をとったところ加工賃が上乗せされてバカバカしい価格になっていたので止めにし、ヤフオクで適当なものを見繕ったという次第です。
当時、ES105Aの配線はアンプから直で持ってきていたので3m必要だったのですが、タンノイ用銀線は80cmしかなかったのでmementoのターミナルに接続することにしました。「アンプ直に拘らないのであれば、一番短いCX-1でも良かったじゃん」と後で思ったけど、時既に遅し。そのうちCX-1に買い替えようとその時は思っていたのですが、タンノイ用銀線の音が存外良かったので、すっかりそのまま定着してしまいました。
現状、タンノイ用銀線に不満があるわけではありませんが、今回スピーカーケーブルもChordに変更したことだし、試してみることにするか、と。CX-1ってそもそも村田のハーモニックエンハンサー用に開発されたので、結果がどうであれ一度使ってみたかったんですよね♪ 火曜日には届く予定です。


●レイカ バランスウォッシャーCL & ビスコ33
昔、ダイナのプロモーションに乗せられて、PAD謹製・銀河系エンハンサー “SHEER”というディスククリーナー(コンディショナー?)を使ったことがあります。その当時は色々なディスクで試して遊んでいたものの、塗り塗りするのが面倒になって活用頻度は激減し、その後はディスクが汚れたときのみクリーナーとして使用するという形に落ち着き、現在に至ります。現在に至ると言うのは、実はまだ少し残っていたからなのですが、先日中古で購入したCDが余りに汚れていたため久々にSHEERを取り出してクリーニングしたところ、ほぼ使い切ってしましました。
音質改善を目的としたコンディショナーを使うつもりは無いものの、今回のような中古CDや長年の間ラックに入ったままになっていたCDのためのクリーナーは必要なので、一番無難そうなレイカのバランスウォッシャーCLを購入。汚れ落とし用と仕上げ用の2液タイプなのでSHEER以上に面倒ですが、たまにしか使わないので良しとしました。
で、購入後そのまま置いてあったのですが、日曜日にレファレンス用ディスクの一つにしている「ARIAピアノコレクション〜スタジオーネ・季節」をかけようとしてディスクをよく見たら凄く汚れていることを発見。データ面はきれいですが、レーベル面に指紋がベタベタ付いています。そこでバランスウォッシャーCLを使ってみることにしました。説明書にはレーベル面のクリーニングも音質アップにつながると書いてあったので、試してみるには丁度いいなと思ったわけです。
まずはトラック2とトラック5を再生してクリーニング前の音を確かめ、その後両面をクリーニングして再びトラック2と5を試聴。
「おおっ、透明感が明らかに増してるし!」
この手のクリーナー(コンディショナー)ってやっぱり効果はあるんだなと再認識した次第ですが、処理が面倒なのでこれまで同様に汚れているディスクにしか使わないだろうなぁ...。ちなみにSHEERの発売が2001年なので、私が購入したのは2002年〜2003年くらいだと思います。ということはあの小さな1本を約10年かけて使ったことになるわけですが、バランスウォッシャーCLはSHEERよりも容量が多いからオーディオをやっている間はこれ1セットでもちそうな気が...。そう考えると、抜群のコストパフォーマンスですね。


●謎の円盤
どの程度使うかどうかは別として、バランスウォッシャーCLの効果に気をよくしたのは事実。「手軽に使えて効果があるならディスク系アクセサリを試してみるのも悪くないかも」とか思っていた矢先、The Cable Companyのメルマガに気になる製品を発見。
Ultima Signature Mat

よくある振動吸収系のCDスタビライザーかと思いきや、どうやら静電気除去とEMI防止と振動吸収という3つの機能をもっているようです。使い方はCDの上に置くだけですね。実はこの手のアクセサリーには興味があったものの、我が家のCDプレーヤー/CDトランスポートはずっとVRDS系だったので使用できませんでした。でもOracleだったら問題なく使えそうなので、The Cable Companyにてポチりました。早ければ今週末には届くかな?
【8/27追記】メーカー取り寄せになるため到着は来週になる模様です。