話が前後してしまいましたが、先の3連休に実施したもう一つのオーディオ実験があります。それはD-Prop4点支持。
Oracle CD2000mk3は既にD-Prop extendでの4点支持にしているので、ターゲットはSS-010(パワーアンプ)、MA1 DACの2つです。
【結果】
- SS-010
低音が強化され、音にどっしりとした安定感が出ました。弊害は特に感じません。
- MA1
MA1の底板とD-Prop extendの素材の相性のせいか、MA1に力を加えると簡単に位置がズレてしまいます。これでは安定しないので、D-Prop extendの天面に少量の両面テープを貼り、MA1との間の滑りをなくしました。その上でアルミホイルを使って高さ調整を行い試聴してみましたが、3点支持との違いはよく分からないですね。前も思ったのですが、このMA1ってそもそもインシュレーターの効果が薄いような気がします。まあ弊害もなさそうなので、4点支持のままにしておくことにしました。
過去の経験からわかっていたことではありますが、D-Propシリーズはある程度の重量がある機器の方が効果が出やすいですし、D-Prop extendに限らず、重量級のアンプはインシュレーターを3点支持で使うよりも4点支持で使った方が(特に低音の量感において)良い結果が得られますね。
D-Prop extendの4点支持にトライしたついでに、PL-Lの外部電源に使用しているT-Propのメンテナンスを実施しました。具体的には、T-Propのカップに入れている専用液(オーディオスパイス)の交換です。外部電源の脚をT-Propに変更したのが昨年の6月なので、既に1年強が経過。オーディオスパイスの説明書きでは、半年〜1年くらいで交換するのが望ましいとなっているので、メンテナンスが必要なのです。
http://kryna.jp/product/spice.html
T-Propのカップを外して中を覗いてみたところ、多少液は残っていますが、当初入れた量よりはかなり減っています。綿棒でカップの中の液体をきれいに除去し、新たにオーディオスパイスを補充しました。今回はStickyを5滴、Naturalを4滴です。
これで気分はスッキリしましたが、メンテナンス前後での音の違いはよくわかりませんでした。減ってはいたもののオーディオスパイスが残った状態だったので、まだ効果が継続していたのでしょうね。