P10の電源ケーブルをTransparent PLMMからNBS Professional3に変更しましたが、平日は時間がとれなかったため、土曜日にようやく試聴しました。
- 中域が厚くなる。これは予想通りだが、よく聴いてみると高域の伸びが多少悪くなり、また低域の1番低いところの量感も減っているので、相対的に中域のバランスが上がったということかもしれない。
- 上位のNBS程ではないにせよ、やっぱり音にコクがでる。また音に粘りみたいなもの(有機的な感じ?)があり、それ故に、弦楽器や女性ボーカルは情緒性が増してとても良い。しかしながら、スピード感が落ちてややもっさりした感もあり、ロックやポップスは楽しくない。
- 音の分離がやや悪いのか、楽器の数が多くなるとゴチャゴチャ感が増してきて耳障り。
以前Powerbank8に使用していた時は悪くないと思ってたけど、今回の試聴では良さよりも欠点の方が気になりました。楽曲が嵌まった時の突破力はあるものの、如何せんスイートスポットが狭すぎて使いづらいかな、と。
そんなわけで翌日曜日、PLMMに戻しました。そんでもって再試聴してみましたが、レンジは広いし(特に低音が凄いのにあらためて気がついた)、音の分離はいいし、音場は広いし、もたついた感じもないし、個性が弱いのが玉に瑕だけど、総合するとこちらの方が断然良いですね。
少し優等生っぽすぎて面白味に欠けるところは他で調整することにし、P10の電源ケーブルは(当面)PLMMに固定します。