memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

帰省について

30日は雨が降っていたものの雪ではなかったので飛行機の着陸に問題はなかろうと思っていました。しかしながら富山空港へのランディングアプローチの途中で急にエンジン音が高まり再上昇。どうやら霧による滑走路視界不良で着陸できず、富山湾上空で待機するとのこと。
富山便の待機限界は約1時間なので、時計をちらちらみながら待ちましたが、約20分後に再アプローチを開始し、無事に着陸。でもさい先悪いスタートでした。


その悪い予感が当たったのか、先日のブログにも書いた通り射水神社への初詣は途中からひどくなった雪と駐車場に空きがなかったため中止。結局地元の神社に初詣はしましたが、参拝予定の神社に初詣でができなかったのは初めての事態でした。


その後は特に問題も起きず、穏やかなお正月でしたが、最後にまたひやひやすることに。


2日夜から北陸地方上空に強い寒気が流れ込んだため天候が荒れ模様となり、翌3日は朝から雪。こうなると心配なのが飛行機が飛ぶかどうかです。



いつもより少し早い10時に実家を出発し、帰省の間借りていたレンタカーで空港に向かいます。写真は幹線なのでさほどではありませんが、脇道に入るとかなり雪が積もっており、細かくカウンターを当てないと車がまっすぐに進まないこともしばしば。




空港近辺のガソリンスタンドで満タンにし、レンタカーを返却して送迎バスで空港へ向かいます。ニッポンレンタカーのお兄ちゃんの話では、東京からの881便が雪のために羽田に引き返し、そのため東京行884便が欠航になったとのこと。あちゃー...(>_<)


午前11時、空港に到着。真っ先に表示ボードを確認したところ、10時40分到着予定の883便(羽田→富山)がまだ到着していない模様。アナウンスでは雪のために着陸できず上空待機になっているとのこと。この883便が着陸できないと、必然的に搭乗予定の886便は欠航となります。


兎にも角にも883便が着陸できることを祈りつつも、最悪の事態を想定しiPhoneでJR上越新幹線の空席状況を確認しましたが、当然のごとく満席。もし欠航になったら特急と新幹線を乗り継いで約4時間立ちっぱなしで帰るしか無さそうです。


11時10分。883便が再度着陸を試みるとのアナウンスが。上空待機時間はまだ30分のはずなのであと30分ほど余裕はあると思いますが、無事に着陸してくれることを祈るばかりです。


11時18分、883便が到着!38分遅れの到着となりましたが、これで帰れるぞ!


886便の出発予定時刻は20分遅れの11時50分となりました。帰りの便はプレミアムクラスを予約したので、ワインと軽食を楽しみながら楽ちんで帰れます♪


11時50分、ターミナルを離れて滑走路への移動を開始。窓の外を見ると再び雪がひどくなっています。誘導路をしばらく走ったところで機体は停止。そして、管制塔の指示で滑走路にて待機するとの機内アナウンスが。


待つこと約30分。再び機内アナウンスがあり、滑走路と主翼の除雪のために一旦ターミナルに引き返すとのこと!何だか嫌〜な感じが...。


12時30分。ターミナルに到着し、前方左側の出入口を開いた状態で待機。座ったままでお待ち下さいとの指示と、機内での電子機器使用許可のアナウンスがありました。なのでデジカメをカバンから取り出して機外の状態を撮影。



その後まもなく軽食と飲み物のサービスが始まりました。軽食はサンドイッチとサラダ。飲み物には白ワインをいただきました。



そして13時10分。待ちに待った出発のアナウンスです。再度出入口が閉じられて機体は滑走路に向かい、今度は無事に離陸!公式出発時刻は13時18分なので、約2時間遅れの出発です。もし予定通りに出発していたら、今頃地下鉄有楽町線に乗っていますね。



14時26分。ようやく羽田空港に到着。いつもなら真っ直ぐモノレールに向かうところですが、途中で喫煙ルームに立ち寄りタバコを一服。


結局2時間40分ほど機内で座っていたことになりますが、さほど疲れていないのはプレミアムクラスにしたお蔭でしょう。これまでの帰省で3回プレミアムクラスを利用しましたが、今回ほどその価値を感じたことはありませんでした。
お正月の帰省の際(特に帰りの便)は、高いけどこれからもプレミアムクラスにしましょう。