memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

いいかも


日曜日に交換したYラグ・SPY-4RU-MK2。初日、2日目は「悪くはないけど今ひとつ」という音でした。が、昨日(3日目)は「なるほど〜」と思わせるだけの片鱗を見せてくれました。


ヴァイオリンソロと女性ボーカルものを聴いたのですが、中高音にヌメッとした質感が出てきて、音の溜めも感じられるようになってきました。所謂「有機的」というやつでしょうか。
金属系の音についてはキレという点で物足りないのですが、初日、2日目よりは昨日の方が良い感じなので、もう少し使い込めば改善されるかもしれません。それでもダメなら片方だけWBT-0680Agにするという手もありますが、当面は経過観察です。




話は変わりますが、P10の機能の中に「位相調整(Phase Tune)」というものがあります。おそらく電圧と電流の位相を調整する(結果として力率が調整できる)のではないかと思うのですが、マニュアル(日本語版、英語版ともに)には使い方が載っていないので完実電気さんに聞いてみました。すると、

P10発売後、北米 ニューヨーク州 ロングアイランドの一部の地域で、電力供給の設定が、他の地域と異なることが判明し、そのエリアで、P10の最適な性能が発揮できるようにするため、この機能を追加したとのことです、
製品の仕様は、default=0 で、設計されておりますので、位相の微調整をする必要はない、とのことです。 
PS Audioでは、この機能は、サービスモードと同等と考えていたようで、特に、取扱説明書等への追記はしていなかったようです。


との返事が返ってきました。力率がもとから100%であれば調整する必要は無いでしょうが、そうで無い場合は調整した方がよいと思うけど、どうなんでしょう。
もしかするとP10には力率自動調整機能がついており、通常はデフォルトのままでよいけれども、上記のエリアではデフォルトのままだとズレが生じるのでそれを調整するための位相調整機能なのかもしれません。であればデフォルトのままで使えばよいという回答にも納得いくのですが。


若干釈然としない点はありますが、とりあえずデフォルトのままで使うことにします。