改造初日の印象は、組み上げ時のストレスのせいかもしれませんが、折角D-Propで強化した低音が締まりすぎて量感が減り、一方高音はきつく感じる(低音が減ったせい?)という具合で、イマイチなバランスでした。
それに情報量というか響きの量というか、ジョデリカプラグよりも減ったような気が...。何やら情報が整理されてしまったというか...。あと、妙な抑圧感(抑制感)を感じるんですよね。でもヴァイオリンの音は悪くないような気がして、どう評価していいものやらよくわかりませんでした。
そして翌日。1時間ほどアンプ類を暖機し、1日おいたのできっと本領を発揮してくれるに違いないと期待しつつ、いざ試聴。
高音のキツさは幾分治まった感じです。でもやっぱり情報量、響きの量が少ない気がして何か物足りない。
「もしかしてプラグのネジ(ケーブルクランプ用)の締め付けがきつかったかも」と思い、少し緩めてみました。すると響きの量が少し増して妙な抑圧感(抑制感)も低減。低音も少し量感が増しましたが、やっぱりまだ違和感があります。
ヴァイオリンやヴィオラのソロは良い感じなのですが、どうもピアノ(の高音と響き)がしっくりこないんですよね。004ペアって情報量は多い方だと思うけど、線材との組み合わせが悪いのかもしれませんね。あるいはPL-Pに合わないだけなのかも...。
このままプラグを元に戻すのも何か癪なので、もう一度だけ試聴してみて、それでだめなら電源ケーブルの組み合わせを根本的に変えてみることに決めました。
ポイントはPL-LにBlack Label2を使ってみること。PL-Lの外部電源に負荷がかからないようBlack Label2の吊り下げ等の対策が必要になるかもしれませんが、PL-LにNBSを使うのは初めての試みなので、ちょっとワクワクです♪