ヘッドフォンシステム用にアージェンタム・アコースティックスのマイトス（RCA/1m）を導入してみることにしました。以前、この記事を読んで気になっていたやつです。
http://www.argentumacoustics.com/
| 導体 | 2芯構造、クライオジェニック処理、ラボラトリーグレードUP-OCC (Ultra-Pure Ohno Continuous Cast)6N銅(99,99997%) |
| 絶縁材 | 絶縁材に超低キャパシタンス デュポン社製テフロン材を使用 |
| シールド | 銅箔と銅シールド線(編組)による二重シールド |
| 端末処理 | 高精度加工RCAターミナル、バネ式ロック、24Kダイレクトメッキ処理 |
導体は大野式連続鋳造法で造られているので古河電工のPCOCC-Aに近そう。オヤイデのケーブルによく使われているので馴染みがありますが、6N純度とクライオジェニック処理である点が異なっているようです。
メーカーサイトを見るとTime-Aligned™ Dual Balanced構造というのが一つの特徴みたいですが、ホワイトペーパーを読んだ感じではMITのヴァリレイ構造やReal CableのTDCのように凝った構造ではなさそう。絶縁材もテフロンだしシールドも銅の二重シールドなので、全体としてはオーソドックスな造りのように思います。銅以外の導体はプラグの24Kメッキだけなので、ナチュラルバランスで変な癖のない素直な音なのではないかと...。
日本ではノアが輸入代理店で価格は72,000円（実勢価格は6万円前後?）ですが、アメリカでは$400くらいで売っているようです。やはり価格差が大きいので個人輸入可能かどうか調べてみたら、何と中国の卸売りモールDHgate.com（まとめて買うと安くなりますが、1個でも購入可能）では$229.9（しかもDHLの送料込み！）で販売していました。日本円で2万円弱なので、アメリカの半額、日本の1/3で購入できることになります。
とは言うものの何せ彼の地のモールですから、果たして商品は本物なのか？とか、個人情報は大丈夫か？とか、ちゃんと届くのか？とか不安材料が山盛り！支払い方法がクレジットカードだったら諦めたのですが、PayPalでの支払いができたのと、何かあっても諦めがつく価格ではあるので、思い切って購入してみることにしました。
ちなみにオーディオアクセサリの品揃えは少ないですが、NordostやAudioQuest、Siltech、WireWorld等の掘り出し物（型落ち多し）があります。
発送まで2日、輸送が2〜5日となっているので、うまくいけば来週末までには届くかもしれません。
過度な期待はしていませんが、どんな音なのか楽しみですね！
