先週やり残した分の接点クリーニング(インターコネクトおよびスピーカーケーブルのアンプ側接点、デジタルケーブル5本)を土曜日に実施。午前中は雨が降っていたので無理かなとも思いましたが、午後から天気は徐々に回復して15時頃には日射しもうっすらと感じられるまでに。日曜日にしてもよかったのですが、日曜は別の新兵器を試す予定なので土曜日中に済ませてしまうことにしました。
インターコネクトとデジタルケーブル(BNC-RCA変換アダプタやインピーダンス変換器を含む)はさほど汚れてはいなかったものの、無水エタノールでしっかりとクリーニングをしてEX Contactを塗布。信号系のデジタルケーブルには以前使用したことがありますが、クロックケーブル(BNC端子)にEX Contactを使用するのは今回が初めてです。
一方、アンプのスピーカー端子はGuarneriのケーブル端子同様にかなり汚れた状態でした。綿棒と無水エタノールで3回繰り返して汚れ落としを行い、その後EX Contactを塗布。これだけ汚れていたのだからクリーニングの効果は期待できそうです。
概ね30分ほどで接点クリーニングは終了。すぐにアンプの電源を入れて試聴の準備にかかります。
暖機がてらCDをかけていたのですが、アンプが暖まっていないという状況を鑑みても高音が詰まったような音がします。あまりに気になったのでケーブルの接続を再確認したほど。でもどこにも問題がなかったので、とにかくアンプの調子が出るまで1時間ほど鳴らし続けることにします。
1時間が経過し、ARIAのサントラ・ピアノソロで試聴をスタート。最近のお決まりのパターンです。
う〜ん、やっぱり高音がどこか伸びきらない感じですね。音自体は綺麗なんだけど...。
もしかするとEX Contactが馴染みきっていないことが原因かもしれないので、試聴は翌日に持ち越しとしました。
そして翌日曜日。午前中に精力的に家事を片付けつつアンプの暖機を行い、昼食後から試聴を開始。もちろんARIAのピアノソロからスタートです。
おーっ、結構いいかも。昨日とはうって変わって高音が伸びきっています。響きの量も僅かながら増した感じ。UX-1とTL-3Nの両方で交互に試聴しましたが、クリーニングの効果はUX-1の方がわかりやすいです。響きもさることながら、音の立体感がさらに増した感じ。TL-3Nもよい感じになってきてはいるものの、やっぱりUX-1の方が一枚上手ですね。
暖かくなったら今度はケーブル端子の消磁を行おうと思いますが、とりあえず懸案事項が一つ片付いて音も気分もスッキリです!
その気分を保ちつつ、今度は新兵器の取り付け作業へと突入。その話はまた後日にでも。