memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

今年の帰省の記録

2泊3日の短縮バージョンの帰省も無事に終了。父方、母方の墓参りと親戚回りも恙なく済ませることができ、まずまずの帰省だったように思います。


今年の富山は平年通りの(自分の記憶にある富山の)夏といった天候で、日中はそれなりに暑いわけですが夜は比較的過ごしやすく、部屋の窓を開ければ涼しい風が通るのでエアコンをつけることなく快適に寝ることができました。

若い時には「田舎が富山なんて嫌だな...」と思っていたものですが、夏や冬の気候も含め、歳を重ねるにつれ一つずつ富山の良さを再発見しているように思えます。身体の奥にしみこんでいる感覚を思い出したり、子供の頃にはわからなかった良さを発見したり。そんなこともあって、今では帰省するのが楽しみになっていたりするわけです。


初日は夕方に実家に戻ってから、扇風機を買いにヤマダ電機へ。ところが(まあ予想はしていたものの)普通の扇風機は全て売り切れで、サーキュレータしか店頭にありません。ヤマダ電機近くのホームセンターにもやはり無く、翌日金沢に行ったときに探そうかと思っていたところ、母が「駅裏の平和堂にあった」というので平和堂に移動。


すると母の記憶通り小さな生活家電のコーナーにワゴンセール(!?)で扇風機が売っていたのですが、その値段を見てびっくり!何と1,980円です!当然中国製にしても、あまりに安過ぎやしませんか?機能はともかくとして安全性は大丈夫かなと不安になりましたが、母が「これでいい」というので購入。
レジに持って行くのに持ち上げてみたらこれが拍子抜けするほど軽く、箱の大きさ自体も片手で抱えられるほどの小ささです。再び不安がこみ上げてきますが、まあ1,980円ならCDを1枚買うくらいのものなので仮にダメでも大したダメージではありません。


それから実家に戻り説明書に従って組み立ててみたところ、意外にちゃんとしていました。プラスチック製で軽い故、年寄りには逆によいかもしれません。個々のパーツの仕上げも雑なところはなく、機能的にも、3段階の風速/3時間タイマー/首振り機能/高さ調節という必要にして十分な機能です。
もし自分で価格をつけるなら最低でも3,980円はつけると思います。9,800円だったとしても高いとは思わなかったでしょう。その位のクオリティはあると思うのですが、それが1,980円というのは...。中国、恐るべし。


2日目は10時半頃に金沢に着いてからまず母方の墓参りをし、書道家の叔母の家で3時頃まで過ごし、それから入院している別の叔母をお見舞いし、6時頃に県庁近くのこじゃれた和食レストランで夕食をいただいた後、実家に帰宅。


最終日は10時頃から父方の墓参りと最近亡くなった大叔父の墓参りをし、母の希望で倶利伽羅不動尊に行き、その後砺波チューリップセンターを経由して一旦実家に戻り、遅い昼食を食べてから荷物をまとめて実家を後にしました。空港に向かう途中で叔父の家に立ち寄って挨拶し、4時半に空港に到着。
帰りの便はエコノミーではなく初めてプレミアムシートというやつにしてみたのですが、新幹線のグリーン車のシートよりも快適でした!シートの大きさは当然の頃ながらその固さ設定が抜群で実に快適。またレッグサポートを出すとふくらはぎを乗せることができてそれがまた快適。夕方の便だと軽い食事(幕の内弁当)と飲み物も出るし、子供がいないので静かだし、到着したら最初に降りることができるし、文句なしですね。
当然ながら料金は高いので常用はできませんが、たまには(特に帰りの便には)利用したいものです。


浜松町駅でモノレールからホームに降りたときに襲ってきた肌に纏わり付くジメッとした暑さを感じたとき、「ああ、東京に戻ってきた...(__;)」と、しみじみと思いました。
その後、ブックス談に寄って本を3冊買い(店内のレイアウトが変更になっていたので少し戸惑った)、8時前にようやく帰宅。


あ〜、疲れた。