日曜の午前中にPL-Lの12AT7をMullardからA2900に再交換。でもって夕方に小一時間ほどCDを聴いてみました。
「ああ、やっぱりA2900の方が好きかも」
中低域の厚みが増してどっしりとしたバランスになります。(やっぱりMullardは高域寄りのバランスで音が軽いです。)
楽器やボーカル自体の存在感がリアルになります。(Mullardだと空間の雰囲気はリアルなのですが、楽器自体のリアルさはA2900の方が上。)
ほんのりウェットな感触になります。(Mullardは乾いた感じ。それもまた一つの良さではありますが。)
空間の広がりは少し狭くなるけど、音そのものはA2900の方が好みであることが確認できました。というわけで12AT7の常用管はA2900とし、システム全体のサウンドチューニングに着手することにします。
現時点での課題は、
・CDによっては中域(特にボーカル)が若干こもった感じで聞こえることがあるのを解消したい
・サウンドステージをもう少し拡げたい(特に上方向に)
の2点です。対策第1弾としては、UX-1とPL-Lの電源ケーブルの交換を試みる予定。
まず最初に、PL-Lの電源ケーブルをCARDAS GoldenReferenceからJPS-Labs Digital-ACに交換してみるつもり。これは手持ちのケーブルでできるので投資の必要がありませんからね。
その上でUX-1のNBS Professional3を交換してみるつもりですが、PL-LよりはUX-1のケーブル交換が本命かなと考えています。そもそもUX-1の電源ケーブルとしてProfessional3がベストだとはさらさら思っていないので、前から何とかしたかったんですよね。
PL-L導入前はBlackLabel2がいいかなと考えていたのですが、現時点での課題からすると他の方向性の方が良いかもしれません。「フラットバランス/ナチュラルバランスで情報量が多くサウンドステージが広い」という方向ですね。
候補は幾つか考えられますが、とりあえず以前から気になっていたあるケーブルの試聴を申し込みました。早ければ今週末、遅くとも来週ぐらいには届く予定。果たして吉と出るか凶と出るか?