memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

セッティングチェックに使えるかも?

PL-Lを導入したことにより全体的な音のクオリティが上がったことは間違いありませんが、とりわけサウンドステージが以前より立体的になった点が個人的には印象的。そのせいか、アルバムによっては記憶にある聞こえ方と結構違っていたりします。
それが楽しくて、普段はほとんど聴かないアルバムを引っ張り出してきて聞き直したりしているのですが、そんな中、自分の頭の周囲(前後左右)をボーカルが移動するという強烈なサウンドデザインの曲を発見!面白いのでご紹介します。

その曲というのは小泉今日子さんの「AFROPIA」というアルバムに入っている「エンドレス」(8曲目)という曲。


AFROPIA

AFROPIA


この曲自体、あたかもサラウンド効果のデモのようなサウンドデザインがなされていて面白いのですが、曲の前半と後半にキョンキョンのボーカルが自分の頭の周囲をぐるりと移動する箇所があって、そこが楽しい!
左右というのはまだわかるのだけど、頭(首筋)のすぐ後から声が聞こえるのが(ちょっとくすぐったい感じがして)何とも不思議な感覚です。純粋な2chでもここまでできるのかと、少し感動しました。
もしかしたらスピーカーのセッティングチェックに使えるかもしれません。


ちなみに最初に買った小泉今日子さんのアルバムは「KOIZUMI IN THE HOUSE」(89年)で、近田春男さんが制作協力したというのを見て購入しました。聴いてみたら、所謂アイドルのアルバムっぽくなくカッコ良かったので、以降6枚ほど購入したと思います。この「AFROPIA」は「Ballad Classics II」(89年)、「N°17」(90年)につづく91年の作品ですね。
考えてみればもう20年も前の作品になるわけですが、この90年前後のアルバムは参加メンバーもやたらに凄かったりして、今聴いてもさほど古くさくは感じないところが凄いです。(Ballad Classic IIなんかは賛否両論あったりしますが...)
個人的には小泉今日子さんのボーカルは(上手ではないのだけれど)不思議と心が癒される感じがしてとても好きです。


この「AFROPIA」はamazonマーケットプレイスで中古品が1円(+配送料)から出品されているので、話のネタに1枚如何ですか?



KOIZUMI IN THE HOUSE +2(紙ジャケット仕様)

KOIZUMI IN THE HOUSE +2(紙ジャケット仕様)

Ballad Classics II +1(紙ジャケット仕様)

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N°17

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BANBINATER

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TRAVEL ROCK

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