このブログ上で最初にNAGRAに触れたのは、2008年12月28日付“2008年 今年を振り返って”におけるWadia521の項目ででした。この時は、
思い返せば約20年ほど前、StereoSoundで初めて存在を知り、「こんなバカ高いもの誰が買うんだろう」と思っていたWadiaとSonusFaberがどちらも今我が家にあるわけですから、やっぱり何か不思議な縁を感じざるを得ません。そういう意味ではNagraもいずれ我が家に来ることになるのかもしれませんが、果たしてどうなるでしょう？
という「（ブランドとして）NAGRAも来るかもねぇ〜」位の軽いノリに過ぎず、まだPL-Lを意識していたわけではありませんでした。
PL-Lに最初に触れたのは2010年9月9日付“近況”で、この頃からVITUS SS-010の相棒となるプリアンプの導入、その候補としてのPL-Lを意識し始め、
2010年12月30日付“2010年 今年を振り返って”では“2011年の大予想”としてPL-Lの購入を予想し、
2011年1月16日付“二度あることは三度ある”においては次なる目標として、完全にPL-Lを導入する気になっています。
ただし、“最後の大物”であるプリアンプの導入においては自宅試聴でVITUSとの相性を確かめることが必須要件であり、その結果如何では必ずしもPL-Lには拘らないつもりだったのです。
それなのに、そのつもりだったのに...
結局は試聴もせずに導入するという暴挙に出てしまったわけで、やっぱり“縁”があったのかなと思わざるを得ません。
そんな経緯で、ついにNAGRA PL-Lが我が家にやってきました！
これをもって基幹システムの構築完了を宣言いたします。
