三連休の初日。東京でも積雪予報が出るというこの冬一番の寒い日でしたが、オルフィさんのお宅にお邪魔してきました。一昨年、昨年についで3回目の訪問です。
13時に桶川駅にて待ち合わせの約束だったのですが、私が電車を乗り間違えてしまったため、結局お会いできたのは上尾駅、13時半のことでした。
実は12時25分池袋発の高崎線直通の湘南新宿ラインで行くつもりだったのですが、手土産を買うのが思ったよりも早く終わったため1本早い電車で行こうと考えたのが運の尽き。
12時15分発の湘南新宿ラインは宇都宮線直通で(湘南新宿ラインだから大丈夫だろうと何も考えずに乗ってしまった)、大宮を過ぎてから止まる駅名が何となく変だなぁと思って一旦降りたのが蓮田駅。そこでiPhoneで調べてみると全然違う路線に来てしまっていたというわけ。
慌ててオルフィさんに電話をし、相談の結果、私は大宮まで戻って高崎線に乗り換え、オルフィさんは桶川よりも一つ手前の上尾駅まで迎えに来ていただけることになったという次第です。
一昨年お伺いしたときも、快速に乗るつもりだったのをやっぱり早くホームに着いたので各駅停車に乗ったところが、結局約束の時間に遅れるという粗相をしでかしています。
それに懲りて昨年はレンタカーで行ったのですが(クルマだと殆どミスはしないのでお約束の時間ぴったりにオルフィさん宅に到着)、レンタカーだと営業所の営業時間(返却時間)の関係であまり遅くまでいられないため今年は再び電車にしたわけなのですが、やっぱりミスをしでかしてしまいました。どうも昔から電車との相性が悪いんですよねぇ...。
でももうミスはしないと思うので、オルフィさん、これに懲りずにまたよろしくお願いいたします。<(_ _)>
さて、上尾駅にて無事お会いできた後、新しく開拓したという蕎麦屋さんにてお昼をご馳走になり、オルフィさんのお宅に到着したのが14時半くらい。
二階のリスニングルームに上がって目に入ってきたのは、何と更に改造が進んだガルネリでした!しかも何やらいろいろと機材も増えています。
システムの全景。ガルネリのスタンドがメープル材で作ったオリジナルになっています。元々のスタンドは響きが悪いので、新たに作ったとのこと。
スピーカーケーブルは通信機器用の線材に変更されていました。色づけが少なく精度の高い音が出るそうです。
アンプはMarantzからLuxmanのMB-300に変わっています。300B管は交換し(メーカー名は失念)、アッテネーターは撤去したとのこと。ちなみにシステムにインストールされている2台以外に、MB-300はもう2台ありました...(^_^;
アンプの下に敷いてあるボードはこれまたオリジナルのオーディオボードだそうで、アースが取れる構造になっています。実際に実験していただきましたが、確かにS/N比が良くなるのがわかります。
アンプの右側にあるのはMB-300用のステップダウントランス。260Vに昇圧した電源を110Vに降圧しているとのこと。ちなみに実際にテスターで測定してみせてもらいましたが、Weiss JASON(CDトランスポート)には、240V±10%以内だから大丈夫だろうと言うことで、何と260Vで給電されていました。
現在は使用していないルビジウム基準クロック。前回お伺いしたときはちょうど外部クロックに取り組み始めたところでエソテリック製のルビジウムクロックがありましたが(WeissのDACと何故かロックしないため色々試してみた覚えがあります)、紆余曲折を経て、最終的にはセシウムクロックに行き着いたとのこと。
こいつが噂のセシウムクロック。話には聞いていましたが、実物は初めて見ました。
実はこれと同じ機種をもう1台(セシウム管自体は非常に高額なので、セシウム管のバックアップ用にと1年半使用の状態の良い中古品を購入)、さらに別の機種を2台お持ちになっていました(機種によって音が違うそうです)。価格は敢えて書きません...(@@;)
このセシウムクロックの音を聴くというのが今回の訪問の目的だったのですが、ドイツの代理店から購入(並行輸入)したクロックジェネレーターの調子が悪く(どうやら壊れているっぽい)、さらには当日までには届くはずだった“ある機材”が通関に手間取って届かなかったりということもあって、完全とはほど遠い状態での視聴となったのですが、それでもセシウムクロックの片鱗は体験できました。
その話はまた次回に。