改造版ガルネリ・オマージュを堪能させていただいた後、自家製クライオ処理を見せていただきました。
「まずは液体窒素を買いに行きましょう」ということで、どこかに電話をかけて「これから行きますのでよろしく」というような会話を...。
それからアイスペールと魔法瓶を持って向かったのは、すぐ近所にある医療関係のガスを取り扱っている会社でした。既に何度も購入されているようですっかり顔なじみのようです。
店の方がガスの保管倉庫から大きめの容器を持って出てこられ、アイスペールと魔法瓶に液体窒素を注いでくれます。気温が高い時期になってきているので気化する速度も速いようです。
それから液体窒素を持ってオルフィさん宅に戻り、クライオ処理の開始。
傍目には結構無造作に浸漬を行っているように見えましたが、過去に失敗もあったとのことなので、その経験に基づくノウハウがあるのかもしれません。
写真はステルスのŚakraの処理をしているところ。このケーブル、200万円位するらしいのですが、それを何の躊躇もなく液体窒素に入れてしまいます!小心者の私にはとてもできない芸当ですね...(^_^;
このŚakra以外にも、かなりの本数のケーブルやCDを処理されていました。液体窒素は残しておけないので、一気に処理されるようです。
ご厚意に甘え、私もKimberSelectのKS-2020を処理していただきました。(^_^)
本当は処理が完了した後にクライオ処理による音の変化を聴かせていただく予定だったのですが、既に結構な時間が経ってしまっており、レンタカーの返却時刻が気になってきたので本日のところはお暇させていただきました。
翌日の夕方、クライオ処理していただいたKS-2020を試聴。
キンバーの音って、音の実体の部分と響きの部分の境界線が若干曖昧で、良くも悪くもフワッとした感じの音なのですが、クライオ処理後は音の実体の部分が明快になり、またサウンドステージの見通し(透明感)もよくなった感じです♪
やっぱり変わるもんですねぇ。
この結果に気をよくし、NBS STATEMENT ACケーブルをオルフィさん宅まで送って処理してもらうことに。実のところ処理は既に完了していて、本日午前中に我が家に戻ってきました。
しかも有難いことに、ケーブルと一緒にVITUS AUDIO SS-010用にクライオ処理したヒューズ(ドイツの軍事用ヒューズだそうです)も贈っていただきました!
先ほどSS-010のオリジナルヒューズと換装し、現在エージング中。
夕方には試聴してみたいと思います!
オルフィさん、色々とありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたしますね。m(_ _)m