お待ちかね、ダン・ブラウンの最新作!今回はフリーメイソンに纏わるお話のようです。今読んでいる「キョウカンカク」の次に読む予定。楽しみ〜!
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2010/03/03
- メディア: ハードカバー
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- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2010/03/03
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【評価】★★★★★
やっぱりブラッド・メルツァー「運命の書」とは比較にならないくらい面白かったです。流石、ダン・ブラウンというべきか。
エリアはワシントンD.C.、時間的には半日程度という比較的こぢんまりとしたスケールであるにもかかわらず、スピーディーかつスリリングにお話が展開していき、こぢんまり感など微塵も感じさせません。
内容的にも、「宗教」と「科学」との関係を、「フリーメイソン」そして「純粋知性科学」という触媒を介して新しい視点で紐解いていくという極めて興味深いテーマが中心にあるため、単なる謎解きものとは異なり“深み”のあるお話となっています。
過去のシリーズ2作品ももちろん面白かったですが、個人的には本作「ロスト・シンボル」が一番好きかもしれません。(^_^)
最後に、本作品を読んでワシントンD.C.に対する認識が一変、機会があれば是非行ってみたいと思うようになりました。京都ほどではないにせよ、見所満載の実に興味深いエリアです。