昨日の夜は久々のワイン会。友達の家で美味しいワインと料理をご馳走になってきました。(^_^)
そして今日。お礼のメールを出そうと、朝ご飯を食べてからVAIOを起ち上げたところ、いつまでたっても起動画面が表示されません。パワーインジケーターはついていて冷却ファンは回っているのですが何故か画面は全く表示されず。
「なして?」と思いつつ一旦電源を落とし、再度コールドスタート。するとパワーインジケーターが点灯し、一瞬だけHDアクセスランプがついた後、HDアクセスランプが消えてしまいます。要するにHDにアクセスしていません。
「HDがクラッシュした?」
それから何度も試してみましたが状況は変わらず。
「これはパソコンを買い替えるしかないかも...(T.T)」という嫌な予感が頭を過ぎります。まあPC自体はある意味消耗品なので諦めはつきますが、中に入っている重要なデータのバックアップをとっていません。PCの買い替えによる経済的ダメージよりは、データが無くなることの諸々のダメージの方がはるかに深刻です。
それに万が一買い替えなければならなくなったとしても、widows7が今年10月に発売されるというこの時期に買い替えるなんて愚の骨頂。windowsノートではなくmacノートを買うという手も勿論あるのですが、仕事を持ち帰った時のことを考えるとwindows環境は必須なのでDual Boot環境を構築しておかなければなりません。ということはwindowsのOSを別途買わなければならなくなりますが、やはり今この時期にクソVistaなんて買う気が起こりません。
それに今年の経済状況を考えるとPCの買い替えという予期せぬ出費は何とか避けたいところです。
てなわけで、もう一度よく考えてみることに。
仮にHDがクラッシュしているとしてもCD/DVDドライブからは当然起動できるはず。ならばNorton SystemWorksのディスク(起動システムが入っている)から起動させてDisk Doctorをかけてみるという手があります。HD自体が認識されない可能性は大ですがダメもとでやってみることに。
ところが何故かNortonのCD-ROMからも起動できません。ドライブにアクセスしにいっている音は聞こえるのですが途中で止まってしまいます。
「この状況は何かヘン!もしかしてHDが原因じゃないかも?」
だとすればHD以外のハードウェアに異常があるということになりますが、この場合HD自体は生きている可能性が極めて高いので、HDクラッシュよりははるかにマシです。ちょっと明るい光が射してきました。(^_^)
最終的にはカスタマーサポートに持ち込むにせよ、今できることは何か無いかと考えてみたところ、一つだけできることがありました。それはメモリの交換。
現在使用しているメモリは2GBへの増設のために載せ替えたI.O.のメモリなので、オリジナルのメモリに戻してみることは可能です。
そう言えばVAIOのメモリ交換についての何かの記事で「メモリがうまく取り付けられていない場合は起動画面が全く表示されない」というような記述を見た記憶が...。これって今の状況と同じかも。
というわけでオリジナルのメモリに交換して起動させてみたところ、何事もなかったかのように起動してくれました!
「やった〜!」(^_^)
でも安心は禁物。もしかすると何かの弾みでうまく起動しただけということも十分にあり得るので、何はさておき起動しているうちに重要データを外付HDにバックアップしました。これで一安心です。
兎にも角にもVAIOが正常に起動するようになったことは喜ばしい限りですが、折角2GBに増設したメモリが1GBへと半減してしまいました。これはちょっと痛いかも。しかしよくよく考えてみれば、I.O.の2枚のメモリが両方とも同時に死んでしまったという可能性は低そうです。もしかすると2枚のうち1枚は生きているのではないかと思い、オリジナルの2枚のメモリのうち1枚を外してI.O.のメモリをつけてみたところ、思った通り死んでいるのは2枚のうちの片方だけ。(ちょっとラッキー?)
デュアルメモリによる高速化が効かなくなるのでメモリアクセススピードが多少遅くなるにせよ、1GBよりは1.5GBの方が良いに決まっています。ということで、当面はこの状態(512MB+1GB)で使うことにしました。
そんなこんなで、今日は朝からブルーな気分で焦りまくった半日でしたが、今は一転晴れやかな気分でブログの更新をしています。(^_^)
本日の教訓。「重要なデータのバックアップは忘れずに!」