memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

OPアンプの強化

手配中のOPアンプが本日到着。その正体は定番中の定番といえるOPA627BPです。



BrownDogの変換基盤に取り付けた627BP×2個をLME49860と換装し、現在バーンインの真っ最中。

この627BPはエージングに時間がかかるらしいので最終的な音質評価は1ヶ月くらい後にしようと思いますが、とりあえずシステムエンハンサーにて72分間のバーンインを行った状態で聴いてみました。特に言及していない場合の比較対象はLME49860で、ESW9は変換プラグを使用してimAmpの標準ジャックに接続した状態です。


●低域の出方が全く違います。特に100Hz以下の低い帯域の量感がアップした感じ。一言で言うならば強烈なピラミッドバランスです!ただし高域の抜けは今ひとつという感じ。
STAXほどではないですが、サウンドステージがグンと拡がりました。左右、そして若干奥行き感も。シングル回路×2の効果でしょうか。
●情報量、解像度ともに向上しています。LME49860では不満を感じていたキースジャレットのピアノの1音1音が明瞭に聞き取れるようになっています。STAX比で85%くらいかな。これはもっと改善されるのではないかと期待しています。
●前項目にも関連しますが、音量を上げた時にも団子状態にならず、楽器一つ一つの音がきっちりと分離して聞こえます。歪み感も皆無なので音量を上げてもうるさい音になりません。
●温度感が高く柔らかい音ですね。メインシステムの音に近い感じになりました。別にメインシステムに近づけようという意図はさらさらありませんが、それはそれでかまわないかと。


これからまだまだ音は良くなると思いますが、現時点でもビックリするくらい音はグレードアップしています。メインシステムのDACをDAC64からWadia521に変えた時くらいのインパクトはありますね。実に素晴らしい!
この音なら別のヘッドフォンアンプを買わなくても良いかなぁとも思いますが、物欲というのはそれとはまた別腹だったりするのでどうなることやら。でもとりあえずはヘッドフォンでの音楽を不満無く楽しめそうなので嬉しい限りです。
OPA627BPというオペアンプ、やはり価格が高いだけのことはありますねぇ。


ところでimAmp+ESW9の使いこなしについて変更が一つ。
ESW9のヘッドフォンプラグはミニプラグだったのでimAmpのミニプラグ出力に繋いで使用していたのですが、試しに変換プラグを購入して標準プラグ出力の方に繋いでみたところ、随分と音が違うことがわかりました。


◆標準プラグ出力
・高域がクリアで伸びも良く、全体として勢いがあって切れの良いサウンド
・ミニプラグ出力と比較すると高域の質感が若干荒っぽい感じになる。
・ロックやジャズは明らかにこちらの出力の方が合っている感じ。クラシックは一長一短かな。


◆ミニプラグ出力
・高域がロールオフした感じでおとなしい音。言い替えれば落ち着いた音とも言える。
・音がこもった感じで明瞭さにやや欠ける。
・音の質感は柔らかく緻密な感じ。これは長所でしょう。


と言うわけで、2つの出力には微差とは言えない程の差があります。
クラシックに限定すればミニプラグ出力も悪くはありませんが、ESW9デフォルトとしてはジャンル対応幅の広い標準プラグ出力の方を使用することにしました。