無線LANの高速化

現在使用している無線LANは、BuffaloのWZR-G108/PというMIMO規格の初期型モデルで、54Mbpsを2本束ねて108Mbps（理論値）の通信速度が出ることが売りでした。

http://buffalo.jp/products/catalog/item/w/wzr-g108_p/index.html

我が家ではリビング内での無線通信（親機からPCまでは3mくらい）という条件的には良い使用環境ではあるものの、実効速度は28Mbps程度に止まっています。Buffaloのサイトに掲載されている実測値だと40Mbpsくらいは出てもよさそうなのですが、親機とPCとの距離が近すぎることが仇になっているのかもしれません。

まあ28Mbpsもあれば快適という部類には入ると思うのですが、有線で接続すると60~70Mbpsくらいは出るので（マンション自体は光ケーブルによる100M環境）、以前よりもう少し速くしたいなと思っていました。ただ、折角買うのだったら802.11nが正式標準化されてからにしようと思っていたところ正式標準化自体がズルズルと遅れており、必然買い替えも遅れてしまっているというのが実情。本当だったら昨年末に正式標準化する予定だったんですよね。

そんな中、BuffaloよりWZR-HP-G300NHというシリーズが発表されました。これは802.11n Draft2.0対応のモデルで、300Mpbs（理論値）というスピード！親機と子機が同一の部屋にある環境での実測値が121.7Mbpsらしいので、これなら有線LAN並の速度（60~70Mbps）を実現できるかもしれません。しかもCardBus用無線LAN子機セットで17,800円（税別）と激安です！
対応する無線規格はn&b&gの3種類。スイッチングハブ部はギガビット対応でポート数は4。しかもUSB2.0の機器をつなげばネットワーク上で共有できるとのこと。本格的なNASに比べるとスピードは遅いらしいですが、簡易NASとしては充分に実用レベルのようです。

http://buffalo.jp/products/catalog/network/wzr-hp-g300nh/

将来ノートPCを買い替える際、内蔵の無線LANモジュールとの相性がどうかという不安はありますが（何せ現時点ではDraftですから、正式対応機器とつながらなかったとしても文句は言えません）、最悪の場合は今同様にPCカードを挿せば使える訳なので購入することに決定！（これで無線LAN子機がExpresscard/34だったら言うことないのですが、まあ良しとしましょう。）
善は急げと、楽天 Joshinにて購入予約を入れました。当初の発売予定日は4月下旬だったのでうまくすればゴールデンウィークには届くかも、とか思っていたのですが、価格.com 掲示板の書き込みによると5月中旬に延期になったそうです。（残念！）
【4/28追記：Joshinより連絡があり発売日が6月上旬に延期になりました】
【6/10追記：Joshinより連絡があり商品入荷日が6月下旬〜7月上旬と遅れるそうです...（×_×）】