memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

ルビジウム外部基準クロックの導入#6

思い立ったら直ぐに試してみたくなる性分は如何ともし難く、明日の予定だった実験〜外部RbクロックをG-0のメイン基盤上のRb入力端子に入れてみる〜にトライしてみました。(^^ゞ


内部の接続を変更し、前面パネルのマスタークロック切り替えスイッチをRbに合わせます。


しかしながらRbの表示はいつまでたっても点滅状態のままで点灯状態にはなりません。つまりは正常な状態ではないということ。(T.T)
でも理屈上はうまくいくはずなんですよね...う〜ん。


G-0の電源をON/OFFしてみたり、周波数を変えてみたりしてもやっぱりダメ。


「やっぱり素人の浅知恵だったか...」と思いつつもどうしても諦めきれず、「本当はちゃんと出てるんじゃないの?」とダメもとでUX-1のワードクロックをONにしてみたら、なんとロックしてしまいました。(・_・;)


「なんでだ?」と考えてみた結論は次の通り。
Rb用の回路は正常に機能しているけれども、そもそも内蔵を前提としているルビジウム発振器基盤がないために状態判定に必要な信号が送られず、結果として“異常”を示しているのではないかと。正常/異常の判定はメイン基盤上のPLL回路がうまく同期したかどうかで行っているのかと思っていたのですが、どうやら違うのかな?
でも、だとするならばそもそも内部に基盤など無い外部入力に関する判定はどうやっているのだろう?外部入力だけは別ロジックなのか?


まあ考えてもわからないものはわからないので、音出ししてみます。


う〜ん...。残念ながら音に関しては外部入力の時と差があるようには思えません。ただしUX-1がロック状態になるまでの時間は明らかに短くなりました。やっぱり何か違うのかも。
それにメイン基盤上のRb用回路に信号が流れるのは初めてだと思うので、バーンインしたら音が変わる可能性が無きにしもあらず。
とりあえず明日まではこの状態にしておきましょう。


ただし根本的な問題が一つあります。前面パネルのRb表示は点滅状態のままなので、その結果として出力周波数等の表示が常時点灯状態になってしまい、表示をOFFにすることができません。DVDを観る時には表示が眼に入ってしまい気になりそうです。
暫定的対策として、チカチカと点滅して鬱陶しいRb表示の上には目隠しをつけて見えなくしましたが、精神衛生上あまり気持ちの良いものではありません。それにLED表示用の回路が音に与える影響だって無いわけではないでしょうしねぇ。


明日の夕方にもう一度視聴してみて、Rb入力回路を使うメリットが感じられないようだったら外部入力回路に戻すことにしましょう。ヤレヤレ...(^_^;