memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Oyaide DB-510 届きました

[rakuten:tantan-avc:10001707:detail]


予想よりも早く、本日の午前中にDB-510が届きました。Joshin Web 素晴らしい!
UX-1とDAC64の間のKS-2020(音声デジタルケーブル)と入れ替えて5時間弱ほどPADのシステムエンハンサーをかけ、とりあえず聴いてみました。

◆響きの成分が明らかに減る
◆音像はKS-2020よりも明確になるが、響きが減った分実体感が増したという感じもしなくはない

というのが第1印象ですが、正直なところまだまだエージング不足という感じ。


次に音声デジタルケーブルはKS-2020に戻し、AET UR DG Spec.2004と入れ替えてクロックケーブルとして使用してみましたが、音の傾向が変わったという感じはあまりせず、全体としてややスペックダウンしたようなイメージです。音場はやや狭くなり、響きも若干減り...。もう少し違った方向の音になるかと思っていたのですが、ちょっと期待はずれでした。


ついでなのでDB-510をクロックケーブルにしたまま、音声デジタルケーブルをKS-2020からUR DGに変更してみると、意外にもこの組み合わせが結構いい感じなのです。
確かに響きは若干減るのですが、情報量が明らかに減ったという感じはしません。何というか、情報量が間接音(響き)ではなくて直接音の方に廻ったと言えばよいのでしょうか、静けさの中に音像が綺麗に浮かび上がってきます。
以前UR DGを音声デジタルケーブルとして使用してみた際には、生真面目な音で音楽の楽しさがイマイチ感じられないという印象だったのですが、今回はそんな感じは全くありません。以前に比べればACケーブルやインタコなどが結構入れ替わっているのでその影響が大きいような気もしますが、もしかするとDB-510との組み合わせが嵌ったのかもしれません。何にせよこの音はかなりGoodです。これでDB-510のエージングが進んだらどうなるのか、ちょっと楽しみになってきました。(^_^)


この組み合わせのままでCDを何枚か聞いてみたのですが、ソースによってはちょっと音がキツイ(音のエッジが立ちすぎ)かなという気がしなくもありません。
そこで久々にDAC64のメモリバッファを最大にして聴いてみたのですが、これが大当たりでした!音像は若干奥に引っ込みますが、響きが増えて透明感が上がり音場が拡がります。キツイ感じもうまく解消されて艶っぽささえ出てきました。特に女性ボーカルやヴァイオリンの音は凄く良い感じです。この音の感じは今までにはなかったなぁ!
で、再びメモリバッファを切ってみると、音像がグッと前に出てきて音の勢いが増した感じになります。反面、若干荒っぽいというか洗練されていないというか、音のエッジが少し耳に障ります。ピアノトリオやロックだったらこっちの方が良さそうですが、クラシックや女声ボーカルという普段よく聴くソースについてはメモリバッファを噛ませた方が断然良いですね。


てなわけで、しばらくはこの組み合わせ(クロック:DB-510、音声デジタルケーブル:UR DG)で行くことに決めました。多少面倒ですが、CDを聴く際にはメモリバッファを最大にして、DVDの場合はメモリバッファを切るという運用になります。おそらくDB-510のエージングが進んできたら印象は変わってくると思いますが、1万円弱の投資としてはかなり楽しめそうです!