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2007年2月に公開された、役所広司主演・黒澤清監督によるサイキックミステリー。連続殺人事件を追う刑事・吉岡(役所)は、捜査を進めるうち奇妙な感情の虜になる。「もしや、自分が犯人ではないのか?」。曖昧な記憶、被害者の周辺に残る自分の残滓(ざんし)、揺らいでゆく自身のアイデンティティ…。刑事としての自分を取り巻く環境の微妙な変化と、自己を信じられなくなる不安の中で、吉岡に突きつけられる現実とは……!?
◆評価:流石に黒澤清監督だけに飽きさせない内容です。何を言いたいのかがちょっと分かりづらいところはあるにせよ、全体としては面白かったと思います。(^_^)
最近、つまらないDVDを2本観てしまい、流れ的にこれも危ないかなぁとちょっと不安があったのですが、流石に黒澤清監督といったところでしょうか。知らず知らず引き込まれてしまいました。黒澤監督の映画としては、「ロフト」よりは面白く「回路」程ではないといったランクです。
幽霊の演出が目新しく、「うぉっ!」というシーンもあるのですが、怖さ的には「回路」の方が全然上。まあ単純なホラーではないので比較するのは可哀想ですが。ストーリー上のどんでん返しというやつは、何となく途中で分かってしまったので少し減点。
でも総合的には面白いミステリー・ホラーだったと思います。一応お薦めしておきましょう。
ちなみにつまらなかった映画というのはこの2本。比較すると「ヘルワールド」の方がマシです。「エイリアン・エクスペリメント」は酷すぎだけど、唯一、四肢を切断されて胴体だけになった人間が虫のようにバタバタ動いているシーンだけはなかなか印象的ではありました。まあ、どちらの作品ともどうしても観たいならレンタルをお薦めします。
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