AET SIN ACの音がほぼ安定してきたので感想を書き留めておきます。
◆一つ一つの楽器の音の分離、切れが良くなった。特に低域で顕著。この音を聞くとカルダスはやや団子っぽかったように思える。
◆少しふくらんだ感じから、ダンピングが程よく聞いた低音に変化。下の方はカルダスよりもむしろ出ているかも。チェロの低音の凄みのニュアンスが以前よりも出てきた。
◆高域が艶やかに、伸びやかに。ヴァイオリンの高音がどこまでも綺麗に伸び、倍音がとても綺麗に響く。
◆全体のバランスが良くなりちょっと気になっていた「重さ」も解消。音が以前に増して生き生きしてきたかなぁ。
AET SIN ACの音ってやっぱり好きです...。上質感というか、品がある音なんですよね。とても質の良い「革」って、しなやかで木目が細かくって手触り感が凄く良くって、でもちゃんと腰がありますよね。AET SIN ACの音ってそんな感じなのです。音の「質」を高めてくれるというのがこのケーブルの個性なのかもしれません。
質は高いけれども妙な自己主張はしないのでとても使いやすいです。うまくはまると、機器や他のケーブルの個性を損ねず、むしろ個性を伸ばしてくれるような感じになります。壁コン〜コンセントBOXのACケーブルとしてはある意味うってつけかも知れません。
今、ブログを書きながら聴いている諏訪内晶子さんの「ポエム」のヴァイオリンの音、ほれぼれする音です...。
このケーブル、やっぱりいいなぁ。Greatです！
