- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/03/21
- メディア: DVD
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以前から気になっていたのですが、廉価版のBOXが発売されたのでGet!
昨日、全13話を一気に観ました...。ちょっと泣けてしまいました...。
藋(れき)が心の奥底に秘めている
「自分なんかこの世界から消えてしまえばいいのに...」
という思いは凄くよくわかってしまいます。
何故なら、私自身がたまにそう思うことがあるから。
他人との関係性がうまく構築できなかったりしたとき、
自分の考えと周囲の人の考えとの間に、埋めきれないギャップを感じてしまったとき、
あるいは自分の信念に迷いが生じて気持ちが揺らいでしまったりしたとき...
そもそも自分という存在自体に価値があるのかどうなのかわからなくなってしまい...
「自分は1人きりなんだ...居場所なんてないんだ...」
という妄執に囚われてしまう...。
とは言うものの、自分を消し去ってしまう勇気もなく、
寝穢くも生にしがみついているのですが...。
趣味に没頭してしまうのも、
仕事で何某かを残したいと思うのも、
存在している意義を感じたいということに他ならず...。
自分自身の弱さを実感しているからこそ、
虚勢という鎧を身に纏い、強がってしまう...。
「タ・ス・ケ・テ・ホ・シ・イ」という願いは
弱さ故に、或いは、自尊心(プライド)故に、
口にすること能わず...。
そんな自分を客観視して分析できているうちは、まあ正常なんだろうとも思いますが...。
何にせよ、いろいろと考えさせられてしまう、奥の深さを持った極めて良質なアニメでありました。
(ちなみにハッピーエンドですから...勇気が湧いてきますから...大丈夫ですよ!)
わたしは、ここにいます。
あなたがそこにいてよかった。