memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

PANDORA〜音楽の遺伝子

記事が前後してしまいましたが、昨日東京へ戻ってきました。いやー、富山、金沢は暑かったです。墓参りに行った日の最高気温は37℃!体温を超えている!(もっとも墓参りなので雨が降るよりはよほどましなのですが…。)
で、今日は最後の夏休みということで7:30に起床し既に活動中。とりあえずメールをチェックしいくつかのサイトを巡回。
すると、ネットのコミュニケーションやビジネスの最新動向をチェックするのに見ているブログ「mediologic.com-weblog」に「音楽とオーディエンスの蜜月]」というタイトルを発見。読んでみると「PANDARA」というサービスが紹介されていました。
※mediologic.com-weblogからの引用

意外と知られていない、"Pandora"。
Music Genome Project というミュージシャンと音楽好きの技術者の集まりが生み出した、新しい音楽配信の仕組みであり、音楽の楽しみ方であり、音楽との出会い方、である。
自分の好きな曲、アーティスト名を入れると、それに応じて自動生成された「あなただけのラジオ局」ができあがる。
つまり、自分の好きな音楽に関連したまた別の音楽と出会える道筋を作ってくれるのだ。
〜中略
Pandora は、オーディエンスが自ら入力したキーワードに基づき、自動的に「編成」される。
よく言われる Consumer Generated Media ではなく、オーディエンスが control でき、edit できるというところがポイントなのだ。
なぜなら、音楽とは、あくまでも lean back なメディア行動、つまり BGM だったり、ながら聴取だったりに合うものなのであって、そうしたメディアにおいて、オーディエンスが自ら積極的に関わるなんて、野暮ったいからだ。
ある程度勝手にやってくれる、でも自分の興味に関わるものと偶然出会える。

要するに、自分の好みにあった曲をストリーミング放送してくれるらしい。おもしろそうである!何はともあれ、行ってみます。
入力BOXにJack Johnsonと入れてクリック。するとしばらく考えた後Jack Johnson stationというのが作られて音楽が流れ始めます。1曲目はJack Johnsonのon and onというアルバムの曲。「なんだよ、ジャック・ジョンソンの曲かよ!そのままじゃん!」とほんの一瞬「ムカッ」と来ましたが、考えてみればまずはリファレンスを紹介するのは仕組みとしては親切かもしれません。気を取り直して聴きつづけます。2曲目はDispatchというグループのGeneralという曲。知らないアーティストでしたが、基本がギター+ボーカルというという構成で、確かにJack Johnsonと似ていなくもない。
そんな感じで何曲か曲が流れます。微妙〜?な曲もありましたが、全く的外れな曲は流れません。その意味では、新しい出会いに期待できそうです(楽しみかも!)。でも使い続けるには登録が必要みたい。早速登録しようとしたのですが「US ZIPCODEを入れろ」と言われます。「何でだ?」と思いつつQ&Aを調べると、どうもストリーミングライセンスの関係で合衆国国内の住民でないと(現時点では)利用できないとのこと。「なんだかなぁ〜」。まあ適当にUS ZIPCODEを入れれば登録できると思いますが、何となく面倒なのでパス。
でもサービス自体はとってもおもしろい。好きな曲やアーティストに雰囲気が近いものを探すという意味ではAmazonの「購入履歴を基にしたお勧め(このCDを買った人はこんなCDも買ってます、というやつ)」よりは使えそうです。そのアーティストや曲に固有の「らしさ」という要素を分析しているとのことなので当然かもしれません。さらにユーザーの評価(流れた曲の好き・嫌い)のデータも参考にしているようなので、みんなが使えばお勧めの精度はさらに上がるでしょうね。う〜ん、やっぱ登録しよっかな...。

On & On (Dig)

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In Between Dreams

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  個人的にはこのアルバムの方が好きです!