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audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Technics SC-C50用メガネ型電源ケーブルの交換

SC-C50の電源ケーブルは、所謂メガネ型コネクタを3P化したタイプとなっています。


2Pのメガネ型コネクタにアース用を加えて3P化しているようなので、通常の2Pメガネ型電源ケーブルで代替できそうに見えます。そこで新たにメガネ型電源ケーブルを入手して交換してみることにしました。


現在我が家で稼働している3台のBD/HDDレコーダは全てメガネ型電源ケーブルですが、3台とも別のケーブルに交換済み。使用しているケーブルは次の3種類。

  • オヤイデLi/15 EMX
  • FURUTECH G220AG18F8
  • Zonotone 6N2P-3.0Megane


機器付属のケーブルを使うのはイヤだからということがケーブル交換の最たるモチベーションなので、オーディオ/ビジュアル用であれば正直どのブランドのモノでもよく、毎回購入ブランドを変えてました。機器を購入する時点で電源ケーブルも購入するため付属のケーブルは一度も使ったことがなく、残念ながらそれぞれのケーブルの特徴はわかりません。


でも今回はビジュアル機器ではなくてオーディオ機器なので、どこのケーブルにするか少し迷いました。

オヤイデはケーブルが緑なのでデザイン的に除外。FURUTECHはシルバーコート導体なので良さそうな感じ。Zonotoneはインターコネクトの印象があまり良くなかったので(音が柔らかすぎる)、今回はFURUTECHにしようと思っていたところ、なんと生産完了になっていました。


仕方がないのでヨドバシカメラのオンラインショップでメガネ型電源ケーブルを検索し、最終的に選んだのはAudioQuest NRG/X2(1.8m)です。今の設置場所だと0.9mでも問題ないのですが、今後、設置場所が変わる可能性もあるので、少し長めのものを選びました。


木曜日に注文し、金曜日に到着。早速交換してエージングを開始しようと思いきや、SC-C50本体のコネクタに刺さりません!


おかしいなと思ってよく見てみると、SC-C50のコネクタ部にある出っ張りが長すぎてNRG/X2のプラグと干渉しているみたい。プラグ部を純正ケーブルと比較してみるとこんな感じ。



少し見にくいかもしれませんが、プラスとニュートラル用の2本のコネクタ間の溝が純正品の方が深くて広いことがわかるかと思います。

さらに比較してみたところ、プラグの差し込む部分の長さがNRG/X2の方が純正よりも4mm程長く、SC-C50本体のピンがプラグ内の導体に届きにくいことも判明。


となればプラグを加工するしかありません。


工具箱から棒ヤスリを引っ張り出してきて、プラグの溝を削って深くする作業、プラグを削って長さを短くする作業、SC-C50のコネクタ部の出っ張りを少し削る作業を実施。何やかんやで小一時間ほどかかってようやく完成。

ちなみに作業している間に少し削れちゃったけど、上の方のプラグの側についている白いのはテスターで測定してつけた極性マークです。2Pケーブルは極性がわかりにくいのでケーブルを購入したら必ずつけることにしています。

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見た目は悪いですがちゃんと刺さるようになりました♪


作業が終わったのが金曜日の20時半頃。それからエージングのための音出しを開始しましたが、レンジは狭いし高音に変なピークはあるしダメダメですね。

果たしてエージングでどう変わることか、期待して待ちたいと思います♪


audioquest オーディオクエスト 電源ケーブル NRG-X2 3m NRG/X2/3M

audioquest オーディオクエスト 電源ケーブル NRG-X2 3m NRG/X2/3M

空気清浄機の買替え SHARP KI-HX75-W

私は愛煙家なので、タバコの臭い対策としてリビングに空気清浄機を3台置いています。

  • 1号機はBlue airで、ソファーの横に置いてタバコの煙を直接吸い込ませています。
  • 2号機はダイキンの光クリエールで、Blue airの後方に置いてBlue airが吸い損なった煙に対処。
  • そして3号機はSHARPプラズマクラスターで、これはリビングの後方(エアコンの下)に設置して部屋全体に対応。


このうちダイキン光クリエールは電撃ストリーマという臭い分解用の放電ユニットを内蔵しているのが特徴なのですが、その放電ユニットがすぐにヤニだらけになってしまいます。お風呂場にユニットを持ち込んで過去2回洗浄しましたが、もはや限界。


ブログで調べてみたら光クリエールを導入したのは2014年3月だったのでもう5年も使っていることになり、そろそろ買替えかなと思っていたところ、たまたまamazonのタイムセールでSHARPプラズマクラスター空気清浄機の型落ちハイグレード機種が安くなっていたためこれ幸いと購入。

今使っている機種はプラズマクラスター濃度が7000ですが、こいつは25000と3倍以上になっていて、プレフィルター自動掃除機能を搭載しているのに惹かれました。ちなみに下位機種でもプラズマクラスター濃度は25000だけど自動掃除機能がついていなかったのでハイグレード機種を選んだ次第。


そして昨日の夜に配達されたのですが、届いた箱は想像以上に大きいです。最近の家電はエコ対応で箱がスリムになっているのにおかしいなと思って開けてみたところ、中から巨大な本体が出現!
目視だと、幅はBlue airの方があるけど高さと奥行きはBlue air以上な感じです。


3号機を光クリエール(2号機)と入れ替え、3号機の場所に新しい空気清浄機を置いてみましたが、やっぱりデカいですね。失敗したかなぁ...。



説明書を読んでみるとどうやら流行のIoT家電ってやつらしく、ネットワークに接続してアプリで操作できたり、AI搭載で状況にあった運転をしたり、状況変化を声でお知らせしてくれたりするようです。

実際、タバコを吸ってみると「PM2.5の濃度が上がりました」と喋り出す始末で、速攻で音声をオフにしました。


Blue air以外の2台の空気清浄機は風量自動で24時間つけっぱなし(空気清浄機自体を掃除する際にOn/Offするだけ)故に IoT化の恩恵はほとんどなく、本音で言えばそういう余計なものを取っ払って基本機能だけ高性能にしてくれた方が嬉しいのですが、時代の流れってやつは如何ともしがたいですね。


まあ買ってしまったものは仕方がないから使いますけど、せめて3倍以上になったプラズマクラスター濃度がこれまで以上にタバコの臭いを抑えて欲しいなぁ。


オーディオ近況

4月にテクニクスのSC-C50を導入したこともあって、オーディオシステムで音楽を聴くこと自体がめっきり減っています。とは言えメンテナンスはやっておかないとならないので、ゴールデンウィークに毎年恒例の端子クリーニングを行いました。

使用頻度が減っていることもあってか端子はあまり汚れていませんでしたが、クリーニング後の試聴では、プラセボかもしれないけど、音がクリアになった感はありますね。


メインのオーディオシステムにはこれ以上大きな投資はできないので、実質的にはほぼ上がり状態と言えますが、ちょっとだけ気になっている機器がなくはありません。その機器というのはSONORE「ultraRendu」です。



ultraRenduはいろいろな使い方ができるみたいだけど、私が気になっているのは「USB-DACのネットワークプレーヤー化」です。

MA1 DACにこれを接続すれば、Soundgenicの音源をFidata AppでコントロールしながらultraRendu+MA1 DAC(要するにメインのオーディオシステム)で再生できるというわけ。


Soundgenicを使い続けるか、あるいは今後もっとちゃんとしたNASを構築するかはわからないけど、メインシステムをネットワークに対応させておけば色々使い途が拡がって良いかなと思っているわけです。そうなれば将来的にはファイルプレーヤーとして使っているHAP-Z1ESも必要なくなりますしね。

まだ詳細がわからないのでしばらくは様子を見るつもりですが、久々のオーディオ機器導入になるかどうか、ちょっと楽しみです♪

Tern Eclipse P20 タイヤ交換のその後

前回の更新から1ヶ月近く空いてしまいました...(_ _)

ブログに記すべき出来事はあまり起こらなかったというのが主な理由ですが、このブログって備忘録でもあるので、これから何回かに渡っていくつか書き留めておこうと思います。


まずはEclipse P20のタイヤ交換のその後について。


SCHWALBE のKOJAKからDURANOに交換して最初に乗った時は「当たりが固いな」という印象でしたが、距離を走るうちに少しずつ固さが取れてきて、今はKOJAKよりもちょっとだけ固いかなというくらいになりました。
タイヤのレビューって何を書いたらよいのかわかりませんが、感想としては以下の通り。

  • 直進安定性は変わらない
  • コーナリングはKOJAKの方が少し安定している(安心して倒せる)かも
  • ブレーキをかけた時にタイヤがロックする頻度が増した(KOJAKの方がもう少し粘ってくれた)
  • 走行音はKOJAKよりも少し静かかもしれない
  • よく走るコースでの走行記録を比較すると、ケイデンスと平均速度が少し上がった


感想をまとめてみて気がつきましたが、グリップ自体はKOJAK(スリックタイヤ)の方が良さそうです。
でもケイデンスと平均速度は上がっているので、タイヤ重量が軽くなった効果は出ているみたい。


と言うわけで一長一短はあるけど、ケイデンスが上がったのが嬉しいので、総合的には満足してます♪



Tern Eclipse P20 タイヤ交換

昨年末から取り組んできたEclipse P20のアルテグラ化 & 改造計画の最後の予定だったタイヤ交換を実施しました。


タイヤ、チューブ、リムテープは1月の時点で購入済みでしたが、元々ついていたSCHWALBE KOJAKはまだまだ使える状態だったので、交換するのをGWまで待っていた次第。


ちなみにリムテープのサイズ(幅)がわからなかったので(タイヤを外せば確認できるけど二度手間になるので面倒)14mmと20mmの2種類を購入しましたが、14mmが正解でした。
赤い方が元々ついていたリムテープで、青いのが交換したリムテープです。


DURANOの重量は280gでKOJAKの395gに比べると115gも軽いです。恐らくタイヤのハイトが低く、タイヤ幅も少し細いことが要因だと思われます。





指定空気圧は6〜8barなのでとりあえず7bar入れてみました。KOJAKは5〜6.5barの指定空気圧に対して6bar入れていたので、空気圧は1bar高くなっています。


そのせいもあってか、近所を少し走ってみた第一印象は「乗り心地が固い」こと。タイヤのハイトが低くなる一方で空気圧が高くなっているのだから、総合的なクッション性能は当然低くなりますね。


その反面、接地面積が減って転がり抵抗は小さくなり、かつタイヤ重量が軽くなっている故に、回した感じは軽くなるはずだと思っていたのですが、そちらの方はイマイチ良くわからなかったです。


何はともあれ、これで今回のEclipse P20の改造計画は完了。オリジナルのままなのは、フレーム、ホイール、ブレーキ、スタンドだけとなりました。


次に改造するとしたら、11速対応のハブ&ホイールにしてスプロケットをもっとクロスレシオにすることですが、果たしてどうなることやら。



Macbook Pro 出張用充電器の追加購入

出張にMacbook Pro(15インチ)を持って行く際には、充電器としてSatechi Type-C 75W トラベルチャージャーを持って行っています。会社で使っている純正のACアダプタを外して持って行くのは面倒なので手持ちの充電器を持って行くわけですが、15インチのMacbook Proを使いながら充電できる出力の充電器はSatechiのものしか持っていないのでそれを持って行くしかありません。


しかしながらSatechiの充電器には、USB-C~USB-Cケーブル、USB-A~Lightningケーブル、USB-A〜MicroB USBケーブル、USB-A〜PowerPortケーブル(SONY Walkman用)が挿しっぱなしにしてあり、iPad Pro(USB-Cで急速充電)、iPad mini4、iPhone7、AK70ii、2台のWalkman(WM1Z、A35)、モバイルバッテリーの充電にフル活用しており、月1とは言えこれを毎回外して持って行くのも結構面倒です。

それにサイズが大きい!


そこで、Satechiの充電器を一々取り外す手間を省くため、そして出張時の荷物を少しでも軽減するために、15インチのMacbook Proを使いながら充電でき、かつコンパクトなものを購入することにした次第。


つい先日、Ankerから100WタイプのAnker PowerPort Atom PD 4が発売され(純正よりも出力が大きく、急速充電にも対応)、かなり惹かれるものがありましたが、サイズが大きいので今回はパス。最終的に選んだのは、Anker PowerPort Speed 1 PD 60です。


同じAnker PowerPortのPD30も持っていますが、これだと15インチのMacbook Proを使いながら充電するには出力不足です。純正ACアダプタは87Wですが、多分60Wだったら大丈夫だろうと思って見切り購入しました。


これがPD60。


手持ちのPD30(写真右)よりも少しだけサイズが大きいですが、Satechiのやつ(10.16 x 6.68 x 2.54 cm)に比べると6.4 x 6.4 x 2.9 cmなので6割くらいのサイズ感ですね。


ちなみに出力はUSB-Cポートが一つだけです。


Amazonで注文して翌日到着。念のため次の日に会社に持って行ってMacbook Proを使いながら充電できるかどうか試してみましたが、問題ないようです。


一応、自宅のMacbook Pro(13インチ)の充電も試してみましたが、純正ACアダプタ(61W)が19.8Vで接続しているのに対し、PD60(60W)は19.4Vだったので、ほぼ遜色ないと思います。


出張用のDAPとしてAK70iiを導入し、さらにMacbook Proの充電器をPD60にしたので、出張時の荷物軽減策としてできることはここまでかな。

Technics SC-C50 専用オーディオボードの試聴

SC-C50 専用オーディオボードを設置し、Space Tuneを再測定しました。理由はボードの厚みだけスピーカーの位置が高くなるためです。ちなみにTone control、Voice ModeはどちらもOffです。


前回の測定結果(サンシャイン制振シートに直置き)がこれ。
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そして再測定した結果(サンシャイン制振シート+専用オーディオボード)がこれ。
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200Hzよりちょっと下くらいのピークが大きくなり、300Hz付近に新たなピークができています。ただし80Hz付近のピークの大きさはほとんど変わっていません。また500〜800Hzくらいに少し落ち込みが見られますね。

これをみる限りだと、専用ボードを使わない方が補正前/補正後の周波数特性がフラットに近い(凸凹が小さい)ように思えます。


では、実際に試聴してみた印象はというと、

  • 中〜高音の印象はほとんど変わらない
  • 低音に抑制が効いてやや締まった感じになるのだが、下方向への低音の伸びはむしろ良くなった気がする(しかも低音に弾力感があって好ましい)


というもので、測定結果から受ける印象とはかなり違うのですが、実際に試聴してみてどちらが良いかというと、専用ボードを使った方が低音の感じは良いのです。

ただ、低音の量感が少し物足りないのでTone controlでBassを1目盛上げてやったところ、かなり良いバランスになりました。
さらに言うと、Voice ModeはOnにした方がやっぱり良い感じですね。


と言うことで、専用オーディオボードは「専用」と称するだけの効果は十分あると思います。

ただしこれは(今のところは)非売品らしいので、SC-C50の導入を検討されているとしたらキャンペーンが終わる前(4月24日まで購入して25日の17時までにユーザー&キャンペーン登録することが必要)に購入しないと手に入りませんからお気を付け下さい。



では、専用オーディオボードがないとダメなのかというとそんなことはありません。

実は専用オーディオボードが届く前に、手持ちのインシュレーター2種類を使って実験してみたのでその結果を書き留めておきます。音の好みや感じ方は人によって違うので、あくまで私の感想ですが、市販のインシュレーターでも十分に音の調整が可能です。


■ KRYNA D-PROP mini(前1、後2の3点支持で本体を支える形で設置)

D-PROPはメインのオーディオシステムで多用しているインシュレーターで(Oracle CD2000mk3、Nagra PL-L、Vitus Audio SS-010に使用)とても気に入っています。内部はダブルスパイク構造で、特殊な液体を封入して振動をダンプしています。低音の質感が有機的になるのが最も気に入っている点で、かつ中高音にはほとんど悪影響がないので多用しているのですが、そのminiタイプを使ってみました。

もともとD-PROPへの信頼度が高いので、専用オーディオボード(その時点ではまだ未試聴)よりも良いのではないかと密かに期待していたのですが、結果はイマイチでした。

中高音は問題ないものの、低音の下方向への伸びが詰まった感じになってしまい全然気持ち良くありません。D-PROPってそれなりの荷重をかけないと効果を発揮してくれないので、もしかするとSC-C50の本体がD-PROP miniの威力を発揮させるだけの重量がないことが原因かもしれません。だからと言ってSC-C50の天面に鉛インゴットを置くつもりは更々ないので、D-PROP miniは不採用としました。

実はD-PROP miniはSC-C50の本体を(フットを避けて)ダイレクトに支える形で設置したので、もしかするとその影響も小さくは無いのではないかと思っているのですが、その話は後で触れます。


■ KRIPTON BLACK METAL KA-4005(本体フット4カ所の下に設置)※販売終了

一時期流行った制振合金M2052を使用したインシュレーターで、直径40mm×厚み5mmの円形(円柱形)です。低音の質感改善に効果があるので多用していた時期があったのですが、今は使っていません(もっと総合的に効果が高いインシュレーターにリプレースした)。サイズ違いで3種類持ってたりします...(^_^;

このインシュレーターは厚みが薄いため、基本的には純正フット/インシュレーターの下に敷く形で使用するのが一般的だと思いますが、そもそも機器純正のフット/インシュレーターをあまり信用していない(と言うか、よほどのハイエンド機器でない限りフット/インシュレーターに十分なコストをかけている機器を見たことがない)故、必然的に3rdパーティー製の効果が高いインシュレーターで機器本体を支える(つまり純正フット/インシュレーターはパスする)という方向に向かい、その結果、BLACK METALを使うことはなくなりました。でも素材としては嫌いではありません。

本命だったD-PROP miniが予想外にイマイチの結果だったため、「どうしようかな...」と考えた結果試してみたのがこのBLACK METALでした。SC-C50のフットをパスして本体を直接支えられるインシュレーターの手持ちがなかったというのが最大の理由ですが、純正フットをそのまま使用するよりはBLACK METALを噛ませた方がマシかと思った次第。

ところが、このBLACK METALが予想外に良かったのです。

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まず気に入った点は低音の量感が増えること。でもD-PROP miniとは違って下方向への伸びが頭打ちになる(詰まってしまう)感じはありません。また中高音に対する悪影響も全く感じられず、全体のバランスと低音の質感がとっても良い感じなのです。

で、思ったのですが、もしかするとSC-C50のプラスチッキーなフットって意外に効いているじゃないかと。尤もフット自体の素材云々よりも、フットが設置されている場所がスイートスポットなのではないかと言うことです。

D-PROP miniを使うに当たっては、どうしても純正フットを避ける形で設置せざるを得ないため十全な効果が発揮できなかったのに対し、BLACK METALは純正フットの下に敷いたことでその効果が十分に発揮されたという点が大きいのではないかと。


まあ、そんな経緯があって、昨日専用オーディオボードが届くまではBLACK METALを使っていました。


でも、先に書いたように専用オーディオボードも(専用と冠するだけに)やっぱり悪くないわけで、「どちらにしようかな」とかなり迷ったのですが、最終的には専用オーディオボードを使うことにしました。

純粋に音だけを基準にするなら微差ではあるけどBLACK METALを選んだと思います。でもインテリアとしての見た目は圧倒的に専用オーディオボードの方が良いわけで、それらを総合的に評価した結果と言えます。

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もしメインシステムの話だったら音優先にしたところだけど、SC-C50はあくまで手軽に音楽を聴くためのサブシステムなので、音の差がそれほど大きくないのであれば見た目が美しい方を選びますよね。
※専用オーディオボード+BLACK METALという組み合わせについては、今後のお楽しみにしておこうかと。


と言うことで、キャンペーン後に購入したため専用オーディオボードが手に入らなかったとしても、市販のインシュレーターを使うことでSC-C50の音質強化は十分に可能なので、ぜひ試行錯誤してみて下さい。そうするだけの価値がある機器だと思います。