memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

MINOURA レーススタンドの導入とコンポーネント清掃

自転車の整備作業の効率化を図るため、以前から欲しかったMINOURA レーススタンドRS-1800を導入しました。
Tern Eclipse P20はフォールディングバイク故にフレーム形状が特殊なため、クランプでチューブを固定するタイプは使えません。なので最初からRS-1800しか考えていませんでした。



自転車を載せるのでそれなりに大きいとは思っていたけど、やっぱり大きかったです。折りたたんだ状態での高さは約90cmでした。



とりあえず拡げてみたところ。3本の脚は剛性が高く、拡げた状態の安定感も非常に高いです。



左側のクイックリリースは前部用で、右側が後部用。付属アダプターを使うと前後共にスルーアクスル対応だそうです。



2つの黒いパーツはボトムブラケットを載せる部分。固定用のパーツなどはついておらず、単に載せるだけです。


早速レーススタンドを使ってベランダでチェーン&ギア周りの清掃をしました。




後輪と前輪を外したTern Eclipse P20を載せるとこんな感じ。リア側に荷重がかかるので、リアに1脚、フロントに2脚という形でセッティングします。下に敷いてある段ボールはケミカルの汚れ対策です。



チェーンキーパーを使って、チェーンが回るようにしてあります。



フロントフォークの固定部分。P20はディスクブレーキなので、万が一のことを考えてパッドの間にスペーサーを入れてあります。



ボトムブラケットを載せる部分はこんな感じ。ちなみにフレームを固定するためのベルクロバンドが付属していますが、がっちり固定できたので使いませんでした。


この後、清掃作業を行いましたが、手順はこの動画を参考にしました。私が説明するよりも動画を見る方がわかりやすいので、興味がある方は是非ご覧下さい。

完全版!自転車のチェーン清掃メンテナンス by WAKO'S


清掃道具の準備〜清掃作業〜清掃後のリアディレーラー微調整〜フレームの掃除〜後片付けまで、大体2時間くらいで作業完了。清掃作業だけなら30〜40分くらい。



清掃&注油後のチェーンの状態。ピカピカです♪


今回、動画の通りに清掃作業をやってみましたが、これまでチェーンクリーナーで簡単にやっていたのとは仕上がり具合(作業後のキレイさ)が圧倒的に違いました。


とは言えWAKO’Sのケミカル(3種類使用)が結構高いので、毎回この方法をとるかどうかは迷うところですが、年に3〜4回くらいはやろうかなと思っています。


【清掃作業に使用した道具たち】

Tern Eclipse P20 ギア飛び解決!

リアディレーラーのワイヤー固定ボルトの緩みが原因だと思われるギア飛びが解決したかどうか、試走して確かめてみました。


結果、トルクをかけてもギア飛びは起こらなかったので、やっぱりワイヤー固定ボルトの緩みが原因だった模様。解決してホッとしました。
これからは定期的に各ボルトの緩みがないかどうか確かめないとダメですね。


この結果に気をよくし、前から気になっていたメンテナンス器具をamazonにて注文。これで各種メンテナンスがかなり楽になるはず。
届くのが楽しみです♪

Tern Eclipse P20 初めてのギア飛び

フロント&リアコンポーネントアルテグラ化直後には発生しなかったギア飛びがたまに起きるようになりました。


もう少し具体的に書くと、ペダルにトルクを強くかけた際(特に停止後のこぎ始めとか)に起きます。ただ毎回起きるわけではなく、1時間半ほど走って2〜3回くらい。


何をどう調整すればよいのかわからなかったのでネットで調べてみた結果、ギア飛びには幾つか原因がある模様。しかしながら「チェーンの伸び」や「スプロケットの欠け」はどちらも交換したばかりなので原因としては考えられず、唯一原因としてあり得そうなのが「ディレーラーハンガーの歪み」でした。


ディレーラーハンガーとはリアのディレーラーを固定するためのパーツで、ここがホイールに対して平行になっていないとギア飛びが生じることがあるみたい。フレームとは別のパーツになっています。下の写真だと、リアディレーラーを固定してある銀色のパーツがディレーラーハンガー。



今回調べてみて初めて知ったのですが、転倒した際などにディレーラー本体がダメージを受けにくいようディレーラーハンガーは曲がりやすくなっているとのこと。で、思い出したのが、そう言えば1回だけ(確か右側に)立ちゴケしたことがあるので、その際に曲がったのかもしれません。


しかしながら目視では特に曲がっているようには見えません。でもここ以外に原因が思いつかないので、ディレーラーハンガーの測定・調整ツールを導入して調べてみることにしました。疑心暗鬼でいるよりは白黒ハッキリさせた方が良いですからね。




これが新たに導入したディレーラーハンガーのアライメントゲージです。



リアディレーラーを外し、代わりにこのゲージを取り付けます。




ゲージ本体からリムまでの距離を丸いポールを前後させて測ります。ホイールの4点(12時、3時、6時、9時)で測定することで、歪みの有無をチェックするというもの。



測定とは言っても何cmあるのかを測るのではなく、オレンジのゴムリングを動かして位置を記憶しておくだけのものなので、結構いいかげんな仕組みですね。


ゲージ本体はディレーラーハンガーにしっかり固定できるものの、測定部ではどうしても前後数ミリ程度の遊びが出るので、その遊びの程度も加味しながら4カ所×3回測定しました。ちなみにゲージの位置は12時に固定してホイールを90度ずつ回すやり方です。


結果はというと(誤差はあるにせよ)4カ所での測定距離はほぼ同じだったので、ディレーラーハンガーに歪みは無さそう。喜ぶべきか悲しむべきか、ちょっと微妙ですね。


ただ、ディレーラーハンガー自体に歪みはなかったものの、ディレーラーハンガーをフレームに固定するボルトが少しだけ緩い気がしたので増し締めしておきました。


取り外したリアディレーラーを再び取り付けてギアチェンジをしてみると、何故かローに入りません。おかしいなと思ってディレーラー周りを調べてみたところ、ワイヤーのエンドキャップがディレーラー本体と接触しています。元々は1cmくらい離れていたはず。


そこでワイヤー固定ボルトを調べてみたらかなり緩んでいました。組み付けの際はトルクレンチを使って指定トルクで締め付けたのですが、使っているうちに徐々に緩んできていたものと思われます。


とりあえずギアをトップに入れ、ロッキングプライヤーを使ってワイヤーを引っ張り、ワイヤー固定ボルトを締めます。それからディレーラーを再調整しました。


ここで閃いたのですが、もしかしたらワイヤーが緩んでいたことがギア飛びの原因だったのかもしれません。ワイヤーが緩んでいた状態でもエンドキャップが本体に接触することでワイヤーテンションが完全に抜けることはなかったため、ロー以外のギアには入ります。普段走る際にはローギアを使うことがないので気がつかなかったけれど、この状態でトルクをかけるとワイヤーが完全には固定されていないことが原因となってギア飛びするとか....。


う〜ん、やっぱり違うような気もするけど、ディレーラーハンガーに問題が無かったのだからそれ以外に原因は思いつかないですね。


考えていても埒があかないので、今度の週末に実際に走って確かめてみることにしましょう。


Tern Eclipse P20 カーボン製シートポスト

カーボン製のハンドルバーが細かい振動を吸収してくれて良い感じだったので、ゴールデンウィークくらいにシートポストもカーボン製を試してみようと考えていたのですが、どうにも我慢できなくなってヤフオクにて入手してしまいました...(^_^;


入手したのは「TEMANI 超軽量252グラム フル カーボン シートポスト φ33.9mm 600mm ブラック」という商品です。



シートポスト単体での重量は表示通りの252gでした。



1月に交換したKCNC LIGHT WINGが289gだったので、さらに37g軽量です。


最初はKCNCのシートポストと一緒に入手したSelle SMPのサドルに付け替えようと思ってたんだけど、どうせならサドルをもう一つ入手しシートポスト&サドルのセットで組んでおいて、気軽に交換できるようにすることに。

今回入手した新しいサドルはSelle italia C2 Gel Flow。サドル表面素材がFIBRA TEKとフルグレインレザーの2タイプがありフルグレインレザーの方が欲しかったのですが(革の方が滑りにくいので)、在庫があったのが並行輸入品のものだけで、価格は15000〜17000円もします。だったら海外のECショップで買った方が安そうなので調べてみたところ、Bike innというスペインのお店に在庫がありました。価格は日本円で約7800円と半額くらいです。DHLを使ったので送料が約3400円かかってしまったけど、国内で買うよりもかなり安く買えました。連絡や発送も迅速なので、このお店は結構お薦めかも。



シートポストと合わせて522gです。



ちなみにP20標準のシートポスト&サドルは902g。



LIGHT WINGとSelle SMP HELLのペアが570gです。



交換後の外観はこんな感じ。


最後に試乗してみた感想です。サドルも交換したのでサドル込みの印象となりますが、はっきり言ってカーボンシートポストの効果は良くわかりませんでした。カーボン製ハンドルバーのように細かな振動が減ったという感じもしません。


それよりもサドルの違いの方が大きくて、Selle Italia C2 Gel Flowの方がSelle SMP HELLよりも乗り心地が少し固いです。実はHELLの方が固いのではないかと思っていたので意外な結果でした。ただHELLよりもスイートスポットが広い感じがするのでC2 Gel Flowの方が使いやすいかもしれません。ちなみにペダリングはどちらもしやすいです。


もう少しポジション調整を詰めてみて、しばらくは2つのセットを交互に使って乗り比べしてみたいと思います。


SELLE ITALIA(セライタリア) C2 GEL FLOW Mn BLK

SELLE ITALIA(セライタリア) C2 GEL FLOW Mn BLK

Shure BT2 & WM1Z

先日AK70 mk2でShure BT2を使ってみましたが、Bluetoothの電波が弱いためか、AK70 mk2を胸ポケットに入れておかないと安定した接続が得られませんでした。


しかしながら胸ポケットだと屈んだ時などに落ちやすいし、そもそも胸ポケットがついていない場合には使えません。そこで今度はSonyのWM1Zで試してみました。


会社を出る直前にWM1ZとBT2をペアリング。接続CODECはaptX HDが表示されました。これはAK70 mk2の時と同じです。それからWM1Zをカバンの中に入れ、乃木坂46のプレイリストを再生して帰宅の途につきます。


最寄りの地下鉄の駅まで4〜5分ほど歩きます。カバンを後方に振った際に2回ほど接続が途切れることがあったものの、接続は概ね安定しています。


地下鉄のホームで電車を待っている際、横に若い人が立った時に接続がやや不安定になりました。おそらく2.4GHz帯の電波を出す何らかの機器を使っていたのだと思いますが、5秒ほどすると安定した接続に回復。


その後、電車を乗り継いで自宅に到着するまでの間、一度も接続が途切れることはありませんでした。カバンの位置は「手に提げる」「網棚に置く」「座席に座った際に膝の上に置く」という3つの状態があったものの、どの状態でも安定して接続できました。


今回のテストでわかったことは、次の3点です。

  • WM1Zは明らかにAK70 mk2よりも通信距離が長く、安定した接続が得られた
  • カバンに入れたWM1Zが身体の後ろ側に行かない限り(電波が身体を通過するような状況にならない限り)、接続が切れることはなさそう
  • 2.4GHzで通信している機器(Bluetooth機器とかWi-Fiルーター?)を持った人が直ぐ側にいると接続が不安定になることがある


WM1Zも状況によっては接続が途切れることがあるものの、カバンに入れた状態であっても胸ポケットに入れたAK70 mk2に劣るということはなさそう。どのみち仕事中に音楽を聴くためにWM1Zは毎日カバンに入れて持って行くので、WM1Zを使う方が理に適ってますよね。


と言うことで、Shure BT2はWM1Zで使うことにしました。AK70 mk2は出張専用ということになりそうです。


なお、WM1Zと接続して使った際の音質ですが、気のせいかもしれないけどAK70 mk2よりも音の純度が高い(AK70 mk2で感じていた僅かな雑味感がない)ような気がしました。どちらもaptX HDでの接続なのでBluetooth接続以降の環境には差が無いわけですが、Bluetoothにのせるまでの回路や処理の差が音質に影響しているのかもしれませんね。


ちなみにWM1ZとAK70 mk2のBluetooth接続について調べてみたところ、WM1ZがBluetooth4.2であるのに対しAK70 mk2は4.0で(4.2は通信速度が260kbpsから650kbpsに2.5倍高速化)、さらにAK70 mk2はBluetoothで使用可能な周波数帯の一部しか使っていないため混信に弱いという情報もあったので、そもそもBluetoothで使うには向いて無さそうな感じでした。まあBluetoothで使うために買ったのではないので別にいいんですけど、搭載するならフルスペックにすればいいのになぁ...(^_^;


aiuto Astell&Kern AK70 MKII/Marine Blue/ハイレゾプレーヤー/ AK70MKII-MB-JP

aiuto Astell&Kern AK70 MKII/Marine Blue/ハイレゾプレーヤー/ AK70MKII-MB-JP

Shure BT2 & AK70 mk2

Shure BT2を帰宅時に使ってみました。


千代田線のホームでAK70 mk2を立ち上げ、BT2を装着。AK70 mk2のホーム画面が表示された後、BT2の電源を入れるとAK70 mk2の画面にaptX HDでの接続完了の表示がされ、準備完了。


AK70 mk2はコートのポケットに入れた状態でBT2の再生ボタンを押したところ、音が途切れ途切れになって聴ける状態ではありませんでした。


そこでAK70 mk2をコートの内ポケットに移したのですが、多少はマシになったものの、電車が近づいてくると音が途切れるし、とても音楽を楽しめるような状態ではありません。


最後の手段として、AK70 mk2をカーディガンの胸ポケットに移してみたら、やっと普通に音楽が聴ける状態になりました。BT2の本体は胸にぶら下がっているので、AK70 mk2との距離は概ね10cmくらいですが、ここまで近づけないとまともな再生ができないなんて思いもしませんでした。


その後、自宅までの間(約30分)の、電車内、ホーム、乗り換え通路、そして駅から自宅までの道路において、一度だけ途切れることがあったものの、概ね良好な接続状態だったと思います。


ボリュームは自宅で聴くよりも上げざるを得ませんでしたが、それでも90くらいだったので、音量にはまだ余裕がある感じ。音質も通勤時に聴くなら十分なレベルです。


とは言え、AK70 mk2を胸ポケットに入れないと使い物にならないというのは如何なものかと思い、自宅に戻ってからAK70 mk2のマニュアルを見てみたところ、Bluetooth機器と接続する場合は20cm以内に近づけるようにとの記載があったので、AK70 mk2の場合は胸ポケットに入れないとダメみたい。


ちなみにNW-WM1Zの方は、ペアリングの際は1m以内で実施という指示はありますが、通信距離に関しては「Bluetooth無線技術では約10 mまでの距離で接続できますが、障害物(人体、金属、壁など)や電波状態によって、接続有効範囲は変動します。」となっています。


リビングでウォークマンA35とノイズキャンセリングヘッドフォン1000MX2を接続して使う際、A35はテーブルの上に置いて使うので、ヘッドフォンとの距離は1mくらいになりますが、接続が切れたりするようなことは一度もありません。もちろん、地下鉄内と自宅とでは電波環境が違うので一概には言えませんが、AK70 mk2って有効接続距離が短いのかもしれません。


と言うことで、次はWM1ZとBT2でもって試してみようと思います。尤もWM1Zはポケットに入れて使うような代物ではないので、カバンに入れたままで使えるかどうかが焦点となります。果たしてどうなるでしょう?

Shure RMCE-BT2 ワイヤレスイヤホンケーブル

先日AK70MkIIを導入したことで、会社ではNW-WM1ZとMaverick IIのペアを、出張時にはAK70MkIIとT8iE MkIIのペアを使うという使い分けの体制が整い、手持ちのイヤホンの有効活用に向けて大きく前進しました♪


あとはSE846を何とかできないかなと考えた結果、同じShureのワイヤレスイヤホンケーブルBT2を導入して通勤時に活用することに。


思いついたが吉日と、amazon、ヨドバシ、eイヤホン、FUJIYA AVIC、ビックカメラなどのサイトを見てみたのですが、人気があるらしくてどこも入荷待ち状態です。別に急いでいるわけでもないので、ポイント残高が一番多かったヨドバシカメラにて注文。これが2月6日の話。


まあ春頃には届くだろうと思っていたところ、木曜日にいきなり発送完了メールが届き、昨日帰宅したらポストに入っていました。嬉しい誤算です♪





とりあえず自宅で試してみたので第一印象を書き留めておきます。


■装着感

  • 耳にかける部分には固めのワイヤーが入っているので、全く問題なくShure掛けができます。ただ、その分ケーブルはちょっと太いです。
  • 私は本体を前に垂らした状態で使うつもりですが、SE846自体が耳にしっかりはまること、さらにはワイヤーによるホールディングが良いこともあり、本体がブラブラした状態でもイヤホンがズレるようなことはなさそう。
  • ちなみに本体についているクリップはかなり固いし、ケーブル自体がやや太めで短いので、下手にシャツなどにクリップ止めしてしまうと却って使いにくくなるような感じ。個人的にはクリップは必要ないので、脱着できると良かったです。


■操作感

  • 操作部は右側のケーブル途中にあり、装着すると右顎の下の首に沿うような位置にきます。この位置だと(目視できなくても)操作部がどこにあるのかわかりやすいし、ボタンダウンシャツのトップボタンを留めない状態でも襟に干渉することは無さそう。
  • 操作部のボタンは+、○、ーの3つありますが、○(再生/停止)のボタンが盛り上がっていて手探りでも直ぐに識別できるので、操作ボタンを間違うことはなさそう。ちなみに+ボタンが上側、ーボタンが下側に来るので、ボリューム操作や曲送り/戻しの操作も間違えにくいです。
  • 電源オフの状態で○ボタンを2〜3秒押し続けると電源が入り、英語でバッテリー残量をアナウンスしてくれます。前モデルのBT1はこのアナウンスの音量がかなり大きくて不評だったらしく、BT2では音量が小さくなったというレビューが多いですが、個人的にはまだ大きいかなと。(BT1は使ったことがないのでどの程度下がったのかわかりませんが...)
  • 電源が入った状態で○ボタンを押し続けると、3秒時点で「ピピッ」という音がし(スマホ着信時のコール拒否の確認音)、5秒時点で「Goodbye」というアナウンスとともに電源が切れる仕様です。最初使った時は「ピピッ」という音が電源オフの合図だと勘違いしてしまいましたが、マニュアルをよく読むとそうではないことが判明。スマホとペアリングしてない場合には音を鳴らさない仕様にして欲しいかな。
  • あと+とーのボタンを同時に3秒押すとバッテリー残量が確認できるのが便利です。
  • 操作性に関する不満は2つあります。一つは、ペアリングしていない状態だとブルーのLEDが点滅するので電源が入っていることがわかるのですが、ペアリングしてしまうとLEDが消えてしまうため、外から見て電源が入っているのかいないのか全くわからないこと。バッテリー消費を抑えるためだとは思うけど、電源状態を確認するには「音を出す」か「バッテリー状態を確認する」必要があるので、ちょっと使いづらいかな。【3/7追記】AK70 mk2、WM1Zとの接続中にはLEDは点滅しませんが、Macbook Proとの接続時はブルーのLEDが数秒おきに点滅します。接続CODECによって挙動が違うのかもしれません。
  • 二つ目は一つ目にも関係しますが、自動電源オフ機能がないこと。例えば無音状態が30分続いたら電源オフになる仕様であれば、電源状態が外から確認できなくてもさほど気にならないんですけどね。
  • ちなみにバッテリーは10時間持つようです。これならBTをONにした状態のAK70MkIIよりも持つかもしれません...(^_^;


■接続

  • 予めペアリングしておけば、BT2が電源オンの状態でAK70MkIIを立ち上げても、逆にAK70MkIIが起動した状態でBT2の電源をオンにしても、いずれもスムーズに接続されます。
  • CODECは、接続完了時にAK70MkIIの画面に1〜2秒間ほど表示されますが、それ以外に確認する術はないみたい。ちなみに自宅ではaptX HDで接続されました。
  • 音切れに関しては、実際に通勤時に使ってみないとわからないので後日アップします。


■音質

  • 他のBluetoothイヤホン/ケーブルを使ったことがないので、あくまでSE846を有線接続した状態との比較になります。また全くエージング出来ていない状態での感想になりますが、音は思っていた以上にクリア。SONYノイズキャンセリングヘッドフォン1000XM2よりもクリアです。
  • バランスは高音寄りで、低音が寂しい。エージングができていないこととSE846の交換ノズルを「ブライト」にしている影響があると思うので、エージングが完了したらノズルを「バランス」に交換してみる予定。
  • 左右の拡がりはそこそこあるけど、上下の拡がりが狭いです。奥行きもさほど感じないので、全体的に音が近くで聞こえる感じ。
  • ノイズの類は全く聞こえないんだけど(有線に比べると)音の質感に若干雑味を感じるので、S/N比はそこそこというレベルかな。
  • aptX HDで接続されている故か、情報量や解像力には不満を感じません。これで低音の量感が出てくれば十分満足できる音になりそう。


第一印象はこんな感じです。最終的な評価は通勤時に使ってみてからですが、低音の量感を除けば音も悪くないし、なんと言っても出番の少ないSE846を活用できるという意味において、BT2は良い買い物だったかな♪